最近、地元の知り合いから 「マジックに興味を持った人間にマジックを教える事になった」 のでどうすればよいかと聞かれました。

 この問いに対して、まずは現在のコアセットであるマジック2010によるシールド戦をやってみる事を勧めました。
 
 この夏のグランプリ新潟でマジック2010のシールド戦を体験した方の多くは以下のような感想を持たれた方が多かったと思います。

 ・クリーチャーの性能がレア度に比例しているのでパック運の要素が強い。
 ・コモン、アンコモンの緑のクリーチャーが強くて逆に赤が弱い。
 ・拡張セットのようなメカニズムがないので、選択肢が少ない。

 確かに、これらの点はグランプリ等のトーナメントフォーマットにおいてはプレイヤーの技術が関係なくなるので良くないのですが、初心者に説明するには逆に利点になると思います。

 運の要素が強くなるのは、マジックを始めたばかりの方でも勝ち易くなるのでよいと思います。
 (初心者といっても、まったく勝てないと面白くなくマジックへの興味を削がれてしまいますしね。)
 
 緑がクリーチャーが強くて、赤のクリーチャーが弱いのもマジックの色の役割を
説明しやすいです。
 (緑はクリーチャー最強の色で赤はクリーチャーが弱い代わりに火力があるとでも説明すればよいです。)

 
レア度に対してクリーチャーの性能が比例しているのも他の国産TCGから入ってきた方には分かり易いのではないでしょうか?
 
 レア(親和レア含む) > アンコモン > コモン

の順に強くなるのも

 黄金聖闘士 > 白銀聖闘士 > 青銅聖闘士

の力関係に置き換えると分かり易いですwwwwww

 特に【悪斬の天使】と【セラの天使】の力の差なんて、黄金聖闘士と白銀聖闘士位の絶望的な力の差がありますねwwwww

 
 拡張セットにあるようなメカニズムがないのも、初心者の方にルールを説明するのが簡単でよいですね。
 (逆に、ゼンディカーのシールド戦はプロプレイヤーでもかなり難しいと言っていた位ですので初心者の方にはおすすめはしません)

 また、構築戦のように初心者とある程度マジックを嗜んでいる方の間でのカード資産の差がないので条件が平等になると思います。
(シールド戦が運ゲーだという批判がありますがそれを言ったら構築戦は資産ゲーではないかと・・・・)


 これからもマジックというゲームが存続していくためには新規参入者を取り込んでいく事は重要です。
(新規参入者が入ってこなくなって衰退したゲームはいくらでもあります。)

 知り合いにマジックに興味をもたれた方がいましたら基本セットを使ってシールド戦で一緒に遊んでみて下さい。
 高確率でマジックを始めるきっかけになると思います。

コメント

KK
2009年11月10日23:26

リンクして頂きありがとうございました、KKです。
こちらもリンクさせていただきましたので、今後とも宜しくお願い致します。

スライ信者
2009年11月11日22:00

>KKさん
 これからよろしくお願いします。
 
 同じ、K.KというHNを使っていて同じレガシープレイヤーとは何かの縁を感じたのでリンクさせていただきました。

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