部族モダン「ナヤ戦士」での大会初参加レポート  追記あり
部族モダン「ナヤ戦士」での大会初参加レポート  追記あり
部族モダン「ナヤ戦士」での大会初参加レポート  追記あり
先週の日曜日は楽しみにしていた部族モダンに参加してきました。
朝一で新幹線で静岡に向かいました。

名古屋から静岡まで行き大会に参加して得られたPWPは1
しかし、大会自体はとても楽しかったので満足でした。

やはり、未知の領域を開拓してデッキを調整していくのは楽しいです。


右の画像3枚は最終的にメイン、サイドに1枚挿ししたカードです。
GP静岡の時点でのリストは以下のようになりました。



デッキ名 「ナヤ戦士」


[クリーチャー]

4 《野生のナカティル》
4 《ナーナムの改革派》
1 《陽刃のエルフ》
4 《茨森の模範》
4 《隠れたる龍殺し》
4 《棲み家の防御者》
4 《アラシンの先頭に立つ者》

[スペル]

4 《刃の斬りつけ》
4 《稲妻のらせん》
1 《強大化》

[エンチャント]


3 《城塞の包囲》

[PW]

1 《先駆ける者、ナヒリ》



[土地]

4 《吹きさらしの荒野》
4 《乾燥台地》
2 《樹木茂る山麓》
3 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
1 《踏み鳴らされる地》
2 《平地》
2 《山》
1 《森》
1 《ボロスの駐屯地》



サイドボード

4 《溶鉄の雨》
4 《古の遺恨》
2 《ドロモカの命令》
2 《荒野の確保》
2 《流刑への道》
1 《復讐のアジャニ》


今回はデッキに入っているクリーチャーカードおよびカード効果で出てくるトークンも全部「戦士」で統一してみました。

今回のデッキでも戦士20枚という参加条件を満たした上で《タルモゴイフ》や《十面の溶岩使い》といった戦士でないクリーチャーを入れてももちろん強いのですが今回は部族モダン初参加でお祭りを楽しみたかったので純粋に「戦士」デッキにしました。

まあ、会場全体を見渡すとデッキテーマにした部族タイプ以外のクリーチャーをタッチしている人の方が多かったですけどw

軽くデッキの解説をします。


基本的に部族モダンではお互いの初動を捌きあってかなりの泥仕合になる事が多い環境だと思っていました。
そいうい理由で消耗戦に強くなる《隠れたる龍殺し》、《棲み家の防御者》の大変異8枚体制はスタンダードのゴルゴンゾーラからそのまま流用しました。

そして、大変異能力を使い易くするために22枚目の土地と土地として《ボロスの駐屯地》を採用しました。
カードパワーでが欲しくて4マナ域のカードをデッキに入れたかったのも《ボロスの駐屯地》を22枚目の土地として採用した理由です。

あと、フェッチランドだけでなく《ナーナムの改革派》の紛争能力はお帰りランドでも達成できるのは重要です。


4マナ域は色々な候補を試してもよかったのですが、今回はスタンダードの頃から愛用していた《城塞の包囲》4積みか調整を始めました。
今回のデッキでは《城塞の包囲》 と《茨森の模範》でトランプルを与えるコンボも成立しています。


そして、GP静岡出発直前に《城塞の包囲》を1枚だけ《先駆ける者、ナヒリ》と入れ替えました。

《先駆ける者、ナヒリ》に関してはこちらが先手で土地事故を起こさずに回った時には能力を起動する必要がないのですが、ダイスで負けて後手スタートで受け手に回った時に2番目のタップ状態のクリーチャー除去が使えるのと、土地を引きすぎた時に手札の土地を他のカードと入れ替える能力が使いたくて採用しました。

ビートダウンのメインボードででダイスロールで負けた時や土地事故を起こした時を前提としたカードを採用するのは賛否が分かれそうなところですね。


戦績は

1回戦目 緑白同盟者  L W L 負け

対戦相手の方と「これは通常のモダン以上に先手が有利な環境ですよね」とかいう会話をしていたら・・・・

ダイスロールで負けてお互いに先手のマッチに勝つというその通りの結果になりました。


2回戦目 5色人間   W W   勝ち


3回戦目 白黒戦士  W L W  勝ち

相手の方はメインに《致命的な一押し》に加えてメインから《神の怒り》も入ったこの環境に合わせたかなり除去の濃いデッキ構成でした。

そして、ローウィン時代のスタンダードで懐かしのネームレスハーコンコンボも搭載していました。
繰り返す使える除去コンボとしてモダンでは《罰する火》コンボが禁止されているわけですが部族モダン環境ではネームレスハーコンコンボはかなり強いなと思いました。

あと、この試合で相手のライフが残り3の時に《刃の斬りつけ》をトップデッキする事があったので以前の日記で書いたように《刃の斬りつけ》と《稲妻》のどちらを採用するかは1長1短ですね。


4回戦目  白単ソウルシスターズ(人間) W W 勝ち


2セット目はこちらの場に《アラシンの先頭に立つ者》と《城塞の包囲》のコンボが揃い戦場のダメージ源が加速度的に増えていきソウルシスターズの回復量を上回って勝ちました。



そして、勝てばトップ8の可能性もある5回戦目の戦いに臨みました。

5回戦目 ナヤ人間 W L L 負け


3セット目はひたすらマナフラッドでどうしようもなかったのですが・・・

2セット目に関しては相手が先手で1マリガンしまこちらは後手の《野生のナカティル》、《茨森の模範》、《アラシンの先頭に立つ者》 、《稲妻のらせん》、 《城塞の包囲》、
《踏み鳴らされる地》、 《山》という7枚を少し迷ってキープしました。
後手だったので山札の上から3枚に白マナが出る土地がある事に賭けてのキープでした

そして、相手が先手1ターン目に《野生のナカティル》をプレイしたのでこちらは1ターン目に《踏み鳴らされる地》をタップインで場に出し2ターン目《茨森の模範》で返し3ターン目に《野生のナカティル》をカウンターが1つ載った状態で場に出すも3枚目の土地が引けずに負けました。

この白マナが出ない初手7枚は僕は後手だったので白マナが出る土地を引くことに賭けてキープしましたが、2枚も白ダブルシンボルのカードがあるので後手でもマリガンするとか意見が分かれそうですね。


戦績は3勝2敗でした。

トップ8を観戦していたら、本命だと思っていた「エルドラージ」も「構築物」もいなくて今回の最大勢力だと思われる「マーフォーク」も1人もいなくてエルフ祭りになっていました。

最終的には赤黒の除去コン(ホラー)の方が優勝していました。



地元で部族モダンの大会はなく次に部族モダンをやる機会がいつになるかはわかりせんが、楽しかったので次の機会があれば是非参加したいです。




~追記~  

GP静岡の会場で使った部族モダンのデッキをそのまま本日のフェイズ千種店でのモダンン大会に持ち込んで参加してみました。

戦績は

1回戦目 アブザンジャンク  W W 勝ち

2回戦目 グリクシスコントロール W L L 負け

3回戦目 赤単ゴブリンストンピィ W W  勝ち

4回戦目 エスパーコントロール  L W W 勝ち

5回戦目 緑黒鱗カウンター    L W W 勝ち


戦績は4勝1敗でした
今週末の部族モダンのデッキから1枚挿しの強大化を抜かずにすみました
禁止改定は全フォーマットノーチェンジでしたね。



GP静岡本戦に向けてフェリダーコンボを調整していた方は安堵ですね。


僕自身の話をすると・・・


《強大化》がモダンで禁止カード候補に挙がっているという話はきいていました

次の日曜部に使う予定の部族モダンのナヤ戦士のメインボードに1枚挿ししている
《強大化》が禁止されなくて安堵しているところです。


メインボードに4枚フル投入している《野生のナカティル》や《アラシンの先頭に立つ者》が禁止されるとデッキの存在意義自体を見直さなければならないがメインに1枚挿しのカードが禁止されてもまだ他のカード1枚と差し替えれば済む・・・・


と考えればいいのですが1枚挿しのカードでも大会参加直前に禁止とかされると縁起が悪いです。

部族モダンでは青白「鳥」とかもありです
部族モダンでは青白「鳥」とかもありです
部族モダンでは青白「鳥」とかもありです
来週の日曜日は楽しみにしていた部族モダンです。


部族モダン初参加という事で最初に思い付いたナヤ戦士で参加します。


月曜日にどこを観光するかも決めていません
静岡県でまだ行った事がない伊豆か富士山麓とかもよさそうです。


実は部族モダンでは青白「鳥」とかも何となく考えていました。


最近、地元の大会で相互リンクの鳥の人とかに会いませんがまた今度会う機会があれば部族モダンでの「鳥」デッキの可能性について話がしたいです。



右の画像をみてください

青1

《嵐景学院の使い魔》

クリーチャー ― 鳥

1/1

飛行

あなたがプレイする白の呪文と黒の呪文は、それをプレイするためのコストが少なくなる。



実は「時のらせん」のタイムシフト枠に採録されていてモダンで使用可能だったりするメダリオン能力を持った2マナクリーチャーです。


2ターン目にこのクリーチャーを出してから画像2のクリーチャーを連打したり空から殴り続けて画像3のクリーチャーで強襲からトークンを出したりと色々と夢は広がります。
部族モダンでは稲妻よりも炎の切り付けを優先するべき?
さて、先日部族モダンのナヤ戦士でこのカードを試しました。




《炎の斬りつけ》



ソーサリー

クリーチャー1体を対象とする。炎の斬りつけはそれに4点のダメージを与える。



エルドラージ覚醒のコモンでありクリーチャー専用の1マナ4点火力です。

赤の1マナ火力の選択肢として通常ルールのモダンだと本体にも叩き込める《稲妻》の方が汎用性は高いのですが・・・

お互いに最低20枚のクリーチャーをデッキに入れる前提の部族モダンでは基本的に火力とはクリーチャーに叩き込むものであり《稲妻》よりもタフネス4までを1マナで除去できる《炎の斬りつ》の方を優先するべきと考えて先日テストプレイしました。



使ってみた感想としてはクリーチャーで殴り合う環境なのでインスタントとソーサリーの差は大きく一概に《稲妻》よりも《炎の切り付け》を優先するべきとは言えないです。


クリーチャー同士の殴り合い環境である部族モダンではインスタントとソーサリーの差はかなり大きいです。


もちろん、相手のライフが3以下になって相手本体に火力を叩き込みたい状況はありますしね。



個人的には部族モダンでは赤単とかだと《稲妻》と《炎の斬りつけ》はフル投入して1マナ火力8枚体勢でいいいとは思いますが・・・・

今回調整中のデッキは赤緑白のナヤカラーなので除去スペルの選択肢が赤の火力の他にも《流刑への道》や《ドロモカの命令》等と他にも選択肢が思い付くので悩むところです。
部族モダン ナヤ戦士での採用候補 ~追記~
部族モダン ナヤ戦士での採用候補 ~追記~
さて、もう3月です。
楽しみな部族モダン(GP静岡のサイドイベント)がもうすぐです。



以前の日記でナヤ戦士での採用候補について触れました。

http://nayazoo.diarynote.jp/201702050857575551/


直前になって採用するか迷っているのの2は右の画像の2枚ですね。

1枚目の画像は「シャドウムーア」のレアです



《贖われし者、ライズ》

(緑か白)1マナ

伝説のクリーチャー ― エルフ・戦士

1/1

T2(緑か白で)1,:緑であり白である1/1のエルフ・戦士・クリーチャー・トークンを1体場に出す。

T4(緑か白で)2, :あなたがコントロールするクリーチャー・トークン1体につき、そのクリーチャーのコピーであるトークンを1体場に出す。



2枚目の画像のカードについては以前の日記で

「1マナと2マナの紛争持ちクリーチャー8枚体勢は初手のフェッチランドの期待値が1枚なのでどちらかが紛争できないリスク状況が発生するので避けるべき」という趣旨の考察を書きました。

http://nayazoo.diarynote.jp/201702032317318494/

ただ、考え方の違いで・・

「1ターン目紛争を達成して2ターン目も紛争を達成すればデッキのブン回りパターンがとても強いので採用するべき」とかいう意見も出てきそうです。
部族モダン ナヤ戦士での採用候補
部族モダン ナヤ戦士での採用候補
部族モダン ナヤ戦士での採用候補
さて、部族モダンのナヤ戦士を調整です。



右の画像は現在採用を検討しているクリーチャーです。


両者ともかつてモダン、スタンダードで使った経験があります。


まずは画像1について説明です


《ケルドの後継者、ラーダ》

伝説のクリーチャー ― エルフ・戦士

2/2

ケルドの後継者、ラーダが攻撃するたび、あなたは自分のマナ・プール赤々を加えてもよい。

T:あなたのマナ・プールに緑を加える。




《ケルドの後継者、ラーダ》はかつてモダンの《きらめく願い》入りのZooで試した事があり
ます。

その時はデッキに合っていないと思い抜いてしまいましたが、今回の戦士デッキでは
クリーチャー・タイプが戦士なので《茨森の師範》や《アラシンの先頭に立つ者》とシナジー
するだけで充分なのでとりあえず1~2枚挿しで試してみます。


が人間・騎士である《白蘭の騎士》を採用しなかったのでかつてスタンダードで使ったゴルゴンゾーラみたいに「《城塞の包囲》のような4マナ域のカードを使い辛いと思っていました。

よく考えれば戦士にも《ケルドの後継者、ラーダ》というマナクリーチャーがいましたね。


画像2は現在のスタンダードでお馴染みのカードです。



《薄暮見の徴募兵》

クリーチャー ― 人間・戦士・狼男

2/2

2緑:あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。あなたはその中からクリーチャー・カードを1枚公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。

各アップキープの開始時に、直前のターンに呪文が唱えられていなかった場合、薄暮見の徴募兵を変身させる。



そして、変身後は画像3になります。



《爪の群れの咆哮者》

クリーチャー ― 狼男

3/3

あなたがクリーチャー・呪文を唱えるためのコストは少なくなる。
各アップキープの開始時に、直前のターンにプレイヤー1人が2つ以上の呪文を唱えていた場合、爪の群れの咆哮者を変身させる。



表の状態の時は3マナで能力を起動して山札の上から3枚の中にクリーチャーカードが無かった時はかなり弱いですのでこいつを採用するとしたらデッキ内に最低26枚はクリーチャーを入れて山札の上から3枚の中に安定してクリーチャーがある構成にしたいです。



表の時は息切れ防止用で裏の時はクリーチャーのマナコスト1マナ軽減がとても強そうには思えますが・・・・

こいつで息切れを防止する事の問題点として3マナでクリーチャーを1枚補充してそれをさらにプレイするとなるとかなりのマナを消費します。

そう考えると戦場に出ただけで手札が補充されるマーフォークの《銀エラの達人》や
人間・兵士の《イーオスのレインジャー》は優秀なクリーチャーですね。



僕自身、部族モダンの大会にまだ出た経験がないため環境はまだ良く分かりません。



ただ、第1回目の大会の決勝戦が構築物(親和)対シャーマン(赤スライ)だった事から
かなりの高速環境ではないかと推測されます。


GP静岡のサイドイベントに向けてナヤ戦士における紛争を検討
GP静岡のサイドイベントに向けてナヤ戦士における紛争を検討
GP静岡のサイドイベントに向けてナヤ戦士における紛争を検討
3月のGP静岡についてですが、


3月の年度末決算のため土曜日に有給が取り辛いため日曜日だけサイドイベントの部族モダンに遊びに行こうかと考えています。


部族モダンで以前に考案したナヤ戦士を使ってみたいです。

http://nayazoo.diarynote.jp/201606051004303454/



レガシーで《野生のナカティル》を休ませる発言をしたと思ったら今度は部族モダンで《野生のナカティル》を使用ですw


さて、公式のこの記事をみてください。

http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0018281/#


この記事の序盤で紹介されている紛争クリーチャーの条件を満たすために1~3
ターン目にフェッチランドを起動する事を考えます。

仮に土地20~22枚のナヤカラーの速攻デッキに色の合ったフェッチランドを12枚フル投入した構成を仮定すると土地が2~3枚ある初手をキープしたとしてその中にフェッチランドがある確率は約45パーセント~60パーセント位です。


2マナの《緑輪地区の解放者》と3マナの《改革派の結集者》は素だと微妙な性能なのですが、1マナのクリーチャー《ナーナムの改革派》は素でも1マナ1/2接死でありクリーチャーで殴り合う事前提の部族モダンでは充分な性能です。


個人的な意見としては戦士デッキでの3マナ域は《改革派の結集者》よりは
《アラシンの先頭に立つ者》を採用した方が安定して強いと思います。


あと、Zooを回した事のある方の多くが同意してくれるかとは思いますが1~3ターン目の間だと1ターン目が圧倒的にフェッチランドを生贄にする事が多いです。



という訳で部族モダンのナヤ戦士に1マナ接死の《ナーナムの改革派》を採用です。


サンプルデッキ ~部族モダン~ 「ナヤ戦士」
サンプルデッキ ~部族モダン~ 「ナヤ戦士」
サンプルデッキ ~部族モダン~ 「ナヤ戦士」
僕が考えた部族モダンのデッキを紹介します。

僕の選んだ部族は「戦士」

http://nayazoo.diarynote.jp/201603272148251495/

そう、最近までスタンダードで使っていたあのデッキを部族モダン用に改造したものです。

右の画像は新戦力戦士達です。
《野生のナカティル》は猫・戦士です。




デッキリストはこのようになりました。


デッキ名 「ナヤ戦士」



[クリーチャー]

4 《野生のナカティル》
4 《マルドゥの悲哀狩り》
1 《陽刃のエルフ》
4 《茨森の模範》
4 《隠れたる龍殺し》
4 《棲み家の防御者》
4 《アラシンの先頭に立つ者》

[スペル]

4 《流刑への道》
4 《ドロモカの命令》
4 《稲妻のらせん》


[エンチャント]


4 《城塞の包囲》


[土地]

4 《吹きさらしの荒野》
4 《乾燥台地》
1 《樹木茂る山麓》
3 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
2 《踏み鳴らされる地》
3 《平地》
1 《山》
1 《森》



このリストを見て質問がきそうなところをいくつか説明していきます。


①《稲妻》の不採用

モダンを代表する1マナ火力である《稲妻》を採用していない理由は安定して1~2ターン目に赤マナがでないからです。

土地21枚の内色マナの構成は白マナ17枚、緑マナ15枚、赤マナ14枚となっており初手に赤マナ出る土地がなくてもキープできる構成にしたからです。

2ターン目までに赤マナが出る土地が置けない時のリスクは

・1ターン目にプレイした《野生のナカティル》がパワー3にならない
・2ターン目に《稲妻のらせん》がプレイできない

といった2点です。

《野生のナカティル》は場には出ているので2ターン目に2点ダメージクロックにしかならないリスクもある程度は許容です。

《稲妻のらせん》はそこまで2ターン目のアクションとして拘る必要もありません。



②クリーチャーは全部緑か白


これも①と同じ理由で1~2ターン目に赤マナが出る土地を引かなくても戦える構成にするためです。

3枚目の土地を引いた時に赤マナが出る土地を1枚も引いていなくても手札のクリーチャーは全てプレイできます。
逆に3枚目の土地を引いた時に白ダブルシンボルが出なくて手札の《アラシンの先頭に立つ者》がプレイできない事故が嫌なので白マナは17枚と多目です。

この日記では何年も前からレガシー、モダン環境等での3色のジャンクデッキで序盤にプレイするカードを2色に絞ればデッキの安定性が上がるという事を主張し続けてきました。

長年愛用してきたZooが赤緑をベースにしているのに対して今回のナヤ戦士は緑白をベースにしています。

今回のデッキで5枚も入っている基本地形を全てショックランドとフェッチランドに換えれば均等3色が組めるという意見も1つの正論ではあります。

ですが、お互いにビートダウンを使ってダメージを削り合う部族モダンという環境では土地によるライフロスを抑えたいために僕は基本地形5枚の構成です。



③土地21枚のデッキで4マナの《城塞の包囲》を4積み


デッキ60枚の内土地が21枚のデッキだと安定して4マナのカードがプレイできないために4マナのカードは採用しても1~2枚位が適正ではと思われる方も何人かいらっしゃるかもせれません。

しかし、このデッキには《棲み家の防御者》が4枚入っています。
このデッキの元となったスタンダードデッキで何度かやったように土地が3枚で止まっている状況で《棲み家の防御者》の大変異能力を使って墓地のフェッチランドを回収して4枚目の土地を確保するコンボは使えます。

また、《流刑への道》も4枚入っているため土地が2~3枚で止まっている状況で自軍のクリーチャーに《突然の衰微》や《終止》等の除去が飛んできた時にスタックで《流刑への道》をプレイして追加の土地を確保するプレイングも必要になってきます。

4マナ域のカードの候補として《遍歴の騎士、エルズぺス》等のプレインズウォーカーや4マナ域の戦士クリーチャーも検討しましたがモダンのカードプールでも戦士デッキの4マナ域は《城塞の包囲》がベストだと判断しました。

何度も言いますが、《城塞の包囲》というカードはとても壊れています。



④《始まりの木の管理人》と《運命の大立者》の不採用


長年僕がZooで愛用し続け、マナを払えば戦士になる《運命の大立者》。
同じくマナを払えば戦士になる《始まりの木の管理人》についてです。

まず、注意点としてはこれらのクリーチャーは最初の部族タイプが戦士ではないために部族モダンルールでの戦士カウントを満たす事はできません。


他のクリーチャーで戦士カウント20枚を達成しているので《始まりの木の管理人》や《運命の大立者》に加えてモダンを代表するクリーチャーである《タルモゴイフ》を採用することも可能ではありますが・・・・

これらのクリーチャーでは《マルドゥの悲哀狩り》、《茨森の師範》の能力が誘発しないのはもちろんですが、マナを払って戦士になるクリーチャーは3ターン名にプレイする《アラシンの先頭に立つ者》とテンポ面で相性が悪いです。

このデッキの理想的な動きは

1ターン目、《野生のナカティル》
2ターン目、《茨森の師範》
3ターン目、《アラシンの先頭に立つ者》

です。








いつもは手持ちのカード資産を気にせずに書いているこのサンプルデッキですが今回は大会参加を目標に手元にあるカードで組む事を意識しました。


まだ、GP京都のサイドイベントは発表されていませんがもしも部族モダンがあるのならこのデッキを京都に持っていきます。


今日も白緑人間でBMスタンダードに参加して2勝3敗でした。

今のスタンダード環境で人間ウィニーというアーキタイプに限界を感じてきたので暫くはドラフトだけして遊んでいようかMTGを1~2月完全に休んで今度の連休にまた旅行でも行こうかと・・・



ネガティブな文で本日の日記を書き始めてみましたが9月のGP京都は楽しみにしています。


本戦に参加するかはまだ未定ですが9月にはGP京都の会場には行きサイドイベントなり秋の京都観光なりを楽しみたいです。




さて、去年位から日本のGPのサイドイベントで採用されそこそこに盛り上がった「部族モダン」というフォーマットに興味が沸きデッキとか考えてみようと思いました。

今月に行われたGP東京では開催されなかったのですが9月のGP京都ではサイドイベントで「部族モダン」が開催されるかもしれませんね



「部族モダン」という言葉を本日の日記で始めて知った方にこの構築戦のルールを分り易く説明すると


・カードプールはモダンの範囲内でありモダンで禁止されているカードは部族モダ ンでも禁止である

・メインボードに共通するクリーチャータイプを持つクリーチャーを最低20枚入れる


という構築ルールです




このルールで大会をすると使用率が極端に高くなると予想されるカードは以下の3枚ですね。


①《魂の洞窟》
②《霊気の薬瓶》
③《変わり谷》


では、カードテキストとその理由を軽く説明していきます


①《魂の洞窟》

土地

魂の洞窟が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。

T:あなたのマナ・プールに1を加える。
T:あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき、その呪文は打ち消されない。



デッキ内のクリーチャーの種族が1種類で統一されているデッキならばタップインもライフロスもない5色土地と書けば強さが分り易いと思います。

スリヴァー、ドラゴン、ずべら、かかし、神などこの土地のおかげで部族モダンにおいて5色デッキ(欲張ったデッキ)の夢は広がります。

また、この土地からプレイされたクリーチャーは打ち消されなくなるといったメリットから単色デッキでも採用されてもおかしくない壊れ具合です。



ただ、お互いにメインに20枚クリーチャースペルを入れている事が前提の部族モダンというフォーマットでは非クリーチャースペルの優先順位が

クリーチャー除去>カウンター=手札破壊

になるため緑黒や赤黒等で色が合えば取りあえずメイン4枚投入しておけば良い
《突然の衰微》や《終止》等といった非クリーチャースペルをプレイする際には《魂の洞窟》は土地事故要因になるのは注意です。





②《霊気の薬瓶》

アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積カウンターを1
個置いてもよい。

T:あなたの手札から、霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターと点数で見たマナ・コストが等しいクリーチャー・カードを1枚場に出してよい。




レガシーのゴブリンやマーフォークに採用されている事からも部族をテーマにしたデッキとの相性の良さは証明されている《霊気の薬瓶》です。


かつて、エクステンデッドで禁止カードに指定された事からも《霊気の薬瓶》の壊れ具合が良く分かります。




③《変わり谷》


土地

T:あなたのマナ・プールに1を加える。
1:ターン終了時まで、変わり谷はすべてのクリーチャー・タイプを持つ2/2のクリーチャーになる。これは土地でもある。



《アトランティスの王》や《皺だらけの主》等といった各種ロードクリーチャーや他の色々な部族シナジーとコンボできるミシュラランドこと《変わり谷》も部族モダンにおいては使用率は高そうです。


デメリットとしては無色マナしか出せないために《魂の洞窟》と同様に《突然の衰微》等のマルチスペルがプレイし辛くなります。

また、騎士デッキを例として説明すると・・・

《魂の洞窟》ではクリーチャースペルに限定すれば白ダブルシンボルの《白蘭の騎士》や3マナでマルチの《聖遺の騎士》がプレイできたのに対して序盤で引いた土地3枚に内2枚が《変わり谷》で1枚が《平地》とかいう状況だと事故ハンドとなります。





部族モダンで良く使われそうなカードとして上記の3枚を紹介しましたがこれら3枚のカードの中で1番安い《変わり谷》が地元の店で2500~3000円で
《魂の洞窟》と《霊気の薬瓶》は調べてみると気軽に買えない位の値段だったりします、


「部族モダン」というフォーマットを紹介するにあたって《変わり谷》か
《魂の洞窟》と《霊気の薬瓶》は必要なフォーマットと紹介すると参入する敷居が高いフォーマットというイメージを与えかねませんね。








さて、現在僕の手元には《変わり谷》、《魂の洞窟》、《霊気の薬瓶》のどれもが1枚もありません。


しかし、これらのカードを使わなくても組める部族モダンのデッキを思いつきました(次回に続く)




お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索