GP仙台では、ジャンド、青白タップアウト、青緑白バントを中心のメタゲームになると言われていますが僕はいまだに白ウィニーを調整中です。

 現スタンダード環境では白単ウィニーが組めそうなのでとりあえず組んでみた方は多いと思います。
 そして、実際に組んでみると序盤は優勢になるのだけど最後の1押しが足らずに負けてしまう状況が多いと思います。

 僕も、2年ぶりに復帰したスタンダード環境で白単ウィニーを組んでみたもの最後の1押しが足らずに負けてしまう状況が多くありました。

 実際、白単ウィニーで大会に出場し続けて負け越し続けました。
構築のレーティングが200以上下がりましたw

 前回の日記で、白単に限界を感じて《地震》のためにタッチ赤に改造したところまで書きました。
まだ、調整途中ですがデッキ解説を書きます。
 
前回から少し改造して、メインボードは以下のようになりました。

メインボード

クリーチャー(25)-

4 《闘争の学び手》
4 《ステップのオオヤマネコ》
4 《白蘭の騎士》
4 《コーの空漁師》
4 《コーの火歩き》
1 《孤独な宣教師》
4 《エメリアの天使》


-その他の呪文(14)-

4 《清浄の名誉》
1 《遍歴の騎士、エルズペス》
4 《流刑への道》
1 《忘却の輪》
4 《地震》

-土地(21)-

4 《乾燥大地》
4 《ぐらつく峰》
12 《平地》
1 《山》

まず、今のスタンダード環境では《地震》が圧倒的に強いです。
 
 ジャンド相手の場合には、相手の場に並んだトークンや《血編み髪のエルフ》等を一掃できます。
 また、青白タップアウト相手には相手に《遍歴の騎士、エルズペス》で兵士トークンがを出されたり、《前兆の壁》をプレイされたりしても返しの《地震》でこいつらをブロック要因として使えなくした上に相手のライフを削ったりプレインズウォーカーの忠誠カウンターを下げる事ができます。
 青緑白バント相手にはX=1を宣言して《水蓮のコブラ》や《貴族の教主》を流せますし、緑単相手には《エルドラージの碑》などを出される前にX=1~3を宣言してプレイすると壊滅的なダメージを与える事ができます。

 《地震》を採用したため、自軍のクリーチャーはプロテクション赤や飛行持ちなどの《地震》をプレイしても死なないクリーチャーを多めに採用しています。
 場に飛行やプロテクション赤などのクリーチャーをを並べて《地震》をプレイするのは大昔からの伝統的なコンボです。

 以前に、スライなどのテンポデッキは1マナ域のクリーチャー12枚体制が安定するとは書きました。
 そのため、白単で調整していた頃は《先兵の精鋭》を入れて1マナ域12枚体制で調整していました。
 しかし、今のスタンダード環境はジャンドのように場に優良ブロッカーを並べるデッキが多いため、《先兵の精鋭》では相手のブロッカーを突破できない事がいです。また、《地震》をプレイしたら《先兵の精鋭》は確実に死ぬために今は1マナ圏クリーチャー8枚体制となっています。

  自分で言ったテンポデッキの基本を守らずにすいませんw
しかし、基本や常識なんて言葉は破るためにありますw

 
 赤を足した事によって《ぐらつく峰》もよい働きをしてくれます。
自軍のクリーチャーがパワー2以上のクリーチャーばかりなので、《ぐらつく峰》によってパワーをプラス2してあげれば相手の場に、《朽ちゆくヒル》や《前兆の壁》があっても攻撃に参加できます。
 ついでに、《ぐらつく峰》は《コーの空漁師》で手札に回収して再び使うといったコンボができます。

 《コーの空漁師》は本当に便利で土地を手札に回収して上陸シナジーと組み合わせるだけでなく、メインサイド併せて、《ぐらつく峰》、《孤独な宣教師》、《司令官の頌歌》、《白蘭の騎士》等とコンボができます。
 あとは、相手の攻撃によって忠誠カウンターが残り1になった《遍歴の騎士、エルズペス》を手札に回収したり《忘却の輪》を手札に回収して再び対象を選び直すといった裏技もあります。

 あと、赤をタッチで足したメリットの1つですがサイドに《炎の斬りつけ》を入れる事により白単の天敵の《マラキールの血魔女》を除去できるようになりました。


 ここで、このデッキのマナカーブに触れます。

 基本的に、メインは《地震》しか赤いカードが入っていないので初手に赤マナが出る土地が無くてもキープできます。
 ジャンド相手にここちらの1~2ターン目のクリーチャーに《終止》等の除去を打たれた時にスタックで除去の対象になったクリーチャーを《流刑への道》で《山に変えると動きがスムーズになります。

 土地の枚数が21枚しか無いのに、4マナやXマナのスペルを採用しているのは自分のクリーチャーに《流刑への道》をプレイする状況を想定しているのに加えて、《白蘭の騎士》で土地が伸びるからです。
 相手が現スタンダードのデッキである場合、土地を3枚以上場に出してくれる事はほぼ確実なので高確率で《白蘭の騎士》で3枚目以降の《平地》を場に出せます。
 あと、上陸能力を持ったクリーチャーとも《白蘭の騎士》は相性がよいため、メインで4枚フル投入は確定です。
 
 《ぐらつく峰》といったタップインランドが4積みなのでメインの3マナのカードは《忘却の輪》1枚だけとなっています。
 これは、3ターン目にタップインランドを置くのが1番スムーズな動きになるようにデッキをデザインしたためです。

 また、長々とデッキ解説を書いてしまいました。

 
 各地の草の結果を根の大会を見ると、トークンを大量に並べるようにしたり《悪斬の天使》を採用してカードパワーで押したりと、白ウィニーの可能性を模索している方は何人かいらっしゃるようですね。


 GP仙台にメタのど真ん中ではなくて、少し変わったデッキで参加してみたい方は白ウィニーもよいかもしれませんw

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