9月20日に東京の板橋で行われたエターナルフェスティバルに参加してきました。

持ち込んだデッキは予告するまでもなくズーでした。


メインボード 

-クリーチャー(24)-

4 《野生のナカティル》
2 《密林の猿人》
2 《運命の大立者》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
3 《ガドック・ティーグ》
1 《クァーサルの群れ魔道士》
4 《聖遺の騎士》
2 《イーオスのレインジャー》

 -その他のスペル(14)-

4 《稲妻》
4 《稲妻の螺旋》
4 《流刑への道》
2 《忘却の輪》

 -土地(22)-

4 《樹木茂る山麓》
4 《乾燥大地》
3 《吹きさらしの荒野》
3 《Taiga》
2 《Plateau》
1 《Savannah》
1 《森》
1 《平地》
1 《山》
1 《怒り狂う山峡》
1 《怒りの穴蔵、スカルグ》

サイド・ボード

4 《エーテル宣誓会の法学者》
3 《紅蓮破》
2 《精神壊しの罠》
2 《梅澤の十手》
2 《ヨツンの兵卒》
1 《発展の代価》
1 《原基の印象》


 最近、エクステンデッドシーズンに向けて《運命の大立者》を購入しました。

 このカードを見て僕のズーは《イーオスのレインジャー》の入ったタイプなのでマナフラッドした時の保険として今回採用してみました。

何回か回してみた所、僕の中での1マナクリーチャーの評価は

1ターン目にプレイしたら強い順番は
《野生のナカティル》>《密林の猿人》>《運命の大立者》>《渋面の溶岩使い》

《イーオスのレインジャー》から探した時に強い順番は
《運命の大立者》>《野生のナカティル》>《渋面の溶岩使い》>《密林の猿人》

という風になっています。


では本戦のレポートです


1回戦目 サンドポイズン W W 勝ち

 サンドポイズン使いの方と当たるのはこれで3回目です。何かと御縁があるみたいですねw
 相手の方のデッキコンセプトは《平衡》で相手のパーマネントをフェイズアウトさせてからアンタップステップを飛ばす事でフェイズアウトしたカードが戻ってこないようにするロックコンボを狙った物です。
 フェイズアウトといった随分と懐かしい能力が味わえるのがレガシーの楽しさの1つだったりします。

 1セット目はゲーム開始時に《虚空の力戦》を公開され《虚空の力戦》が場に出ている状況からスタートしました。
こちらは自分の墓地にカードがたまらない状況になったので《野生のナカティル》等の低マナ域クリーチャーを並べていき、相手本体に火力をたたき込んで勝ちました。

 2セット目はこちらが初手7まいキープに対して相手はダブルマリガンスタートでした。
相手は初手が少なく不利な状況から《平衡》を場に出してこちらの《野生のナカティル》と《聖遺の騎士》をフェイズアウトさせて時間を稼ごうとするもアンタップステップを飛ばすカードを引けずに、フェイズアウト領域から戻って来た僕のクリーチャーが相手を殴り切りました。


2回戦目 青緑黒チームアメリカ L W D 引き分け

 1セット目はこちらの後手1ターン目のフェッチランドを《揉み消し》で打ち消される流れから始まり、相手の《不毛の大地》等の追加の土地破壊が刺さったまま《墓忍び》に殴り殺されました。

 ここで、この試合の結果記入用紙がテーブル上に無いことに気付きジャッジを呼んで結果報告用紙を貰いました。
 
 2セット目はこちらのダブルマリガンスタートから初手にあった唯一のクリーチャーである《タルモゴイフ》でビートダウンする計画を立てるが、相手のエンチャントクリーチャーで《タルモゴイフ》をアンタップしない状況にされる。
 そのまま、消耗戦に突入し何とか他の《野生のナカティル》等のクリーチャーで相手のライフを徐々に削っていくがその追加のクリーチャー達も除去で対処される流れとなり、相手の土地破壊を緩和するために毎ターンアンタップ状態になる《タルモゴイフ》を《流刑への道》で基本地形に変えました。
 お互いに消耗して最後は相手本体に打ち込んだ3点火力が打ち消されずに勝ちました。

 3セット目はこちらダブルマリガン、相手1マリガンからのスタートとなりました。
 序盤はこちらがビートダウンしていましたが、《非業の死》等で盤面のクリーチャーを全部対処され相手のライフが残り5になったところで相手は《墓忍び》を場に出しました。
 そのまま、試合時間が終わり追加5ターンに突入しました。
残り5ライフで《墓忍び》に殴り切られそうになるもブロッククリーチャー指定時にで相手本体に《稲妻の螺旋》を撃ち込み、これが打ち消されなかったので相手の手札にカウンターがないのを確認してから《墓忍び》を《流刑への道》で除去して
ブロッククリーチャー指定ステップを終えました。
 ここで、こちらの残りライフ3、相手の残りライフ2でお互いに手札を使い切った状況で追加5ターンが終わりました。

 ジャッジに「自分達のテーブルはトラブルがあったので追加時間を貰えませんか」と尋ねましたが、ジャッジは「それはトラブルが起きた時に言って頂かないと追加時間を出す事はできません」との事でした。

 試合が終わった後に対戦相手の方と会話をしてトップデッキ勝負になる熱い流れだったので完全決着をつけたかったですねと言いました。

エタフェスでの反省点①
・試合を中断した場合、その場でジャッジに追加時間を貰えないか聞く事。


3回戦目 ランドスティル L W W 勝ち

 1セット目は、こちらのクリーチャーが全部裁かれて長期戦になった後、相手の場に《謙虚》、《ミシュラの工廠》、《遍歴の騎士、エルズペス》が並びここから勝つのは無理と判断して50分以内に試合を終わらせるために投了を宣言しました。

 2セット目は、また消耗戦に突入する流れでしたが相手の方のミスでこちらが行き詰まりで3ドローする状況になりました。
 そこから《世界のるつぼ》と《不毛の大地》のコンボを決められましたが、実は3ドローしたカードだ全部フェッチランドと都合の良い引きだったので基本地形《森》《平地》《山》を並べてかわしました。
 消耗戦の末に最後は第二形態になった《運命の大立者》と《怒り狂う山峡》で殴り切りました。

 3セット目が始まった時点で残り試合時間が5分でした。こちら後手1ターン目に《野生のナカティル》スタートから、《密林の猿人》、《運命の大立者》と追加のクロックを用意してこの3体が対処されなかったので相手のライフを速攻で削る事ができ、相手本体に火力を叩きこんで勝ちました。

試合時間という意味でぎりぎりの勝利でしたw


4回戦目 青緑白黒4色カウンタースリヴァー  W L W 勝ち

 1セット目は相手の方が1ターン目に《汚染された三角州から《Underground Seaを持ってきました。こちらは1ターン目にクリーチャーをプレイできない初手をキープしており相手のデッキがアド・ストームか独楽相殺の可能性が高いと思い手番を無駄に使わないために相手本体に《稲妻》を撃ち込む所からスタートしました。
 そして、相手は2ターン目に《冬眠スリヴァー》をプレイしました。
予想を外して相手の方のデッキはカウンタースリヴァーでした。これを知っていたら1ターン目の本体に《稲妻》はやりませんでした。
 このマッチで1番嫌な《水晶スリヴァー》を出されることなく、出された《筋力スリヴァー等を《忘却の輪》や火力で除去しながら《タルモゴイフ》と《ガドック・ティーグ》で殴り切りました。

 2セット目は、《非業の死》でアドヴァンテージを稼がれた上に相手に《水晶スリヴァー》を出されてこちらの除去が効かなくなった状況で《筋肉スリヴァー》と《筋力スリヴァー》を並べられ相手の打点が上がった所で《有翼スリヴァー》で相手のスリヴァー全部が飛行を得て上空から殴り殺されました。

 3セット目は、相手の先手スタートから《水晶スリヴァー》によってこちらの除去が効かない状況がまたできあがりお互いにクリーチャーが並び場が均衡する状況になりましたが、相手が《有翼スリヴァー》をプレイして飛行を与える事でクリーチャー戦の主導権を握りました。
 2セット目と同じパターンが繰り返されるように見え、次のターンに相手が《筋肉スリヴァー》をプレイしてこちらの残りライフが11点で丁度上空から11点分削れると判断してスリヴァー3体で上空からアタックしてきました。
 そこで、こちらはブロッククリーチャー指定時に相手本体に《稲妻の螺旋》をたたき込みこの卑怯くさい火力が打ち消されずにこちらのライフは3点だけ残りました。
 そして、返しのターンで相手の場にブロックできるクリーチャーが2体しかいない状況からこちらの攻撃クリーチャー4体フルアタックで相手のライフを削り切りました。
 実は11点分のダメージを叩き出される前の自分のターンで引いたカードが《稲妻の螺旋》でした。あの状況はトップデッキが《稲妻の螺旋》以外のカードでは負けていました。
この日1番の都合の良い引きでした。


5回戦目 青(タッチ黒)マーフォーク L W L 負け

ここでフィーチャーテーブルに呼ばれました。

対戦相手の方は公式でドラフト記事を書いているプロプレイヤーの方です。
グランプリ神戸の初日で負けて以来の対戦となるのでリベンジマッチですw

その様子は晴れる屋のブログに載っています。

ttp://mtghareruyablog.blog108.fc2.com/blog-entry-184.html

 マジックTシャツを着て気合いを入れ、関東を代表するデッキビルダーらっしゅさんの見守るなか試合開始ですw

 
 1セット目はこちらの場に《野生のナカティル》と《渋面の溶岩使い》が並ぶものの相手の不毛の大地による土地破壊により土地が無色マナしか生み出せない《怒りの穴蔵、スカルグ》2枚で止まりました。
 そして、手札は《聖遺の騎士》、《イーオスのレインジャー》、《ガドック・ティーグ》、《クァーサルの群れ魔道士》《流刑への道》とプレイできるスペルは《流刑への道》のみ。《渋面の溶岩使い》はあるものの墓地のカードは1枚のみという動きを制限された状況になりました。
 相手は《霊気の薬瓶》からマーフォークを展開できる体勢が整いさらに優位を築くために《行き詰まり》をプレイしました。ここで3枚目の土地が確実に欲しいと判断した僕は《行き詰まり》のスタックで《流刑への道》を《野生のナカティル》プレイして3枚目の土地を確保しました。
 ここで、次のターンのドローカードが《タルモゴイフ》で相手の手札に目くらましとForce of Willがあった時のためと《ガドック・ティーグ》からプレイしました。
 そして、返しの相手のターンで《霊気の薬瓶》から登場した《珊瑚兜の司令官》を《渋面の溶岩使い》の能力で処理して次の自分のターンで《聖遺の騎士》を場に展開しました。
そして、最後は相手の《メロウの騎兵》の能力で《聖遺の騎士》をタップされて殴り切られました。

 このセットは後でらっしゅさんに指摘されましたが自分の《野生のナカティル》と《流刑への道》を温存しておいて3枚目の土地を引くことに懸けた方がゲームを優位に持って行けたとの事でした。
 冷静に考えれば、そちらの方が丸いプレイングなのでこのセットでやった事は明確なプレイングミスでした。

 2セット目は《密林の猿人》、《ガドック・ティーグ》、《梅澤の十手》が通り
《梅澤の十手》のチートパワーで場を制圧して勝ちました。

 3セット目は、《野生のナカティル》、《ガドック・ティーグ》を《非業の死》で流されるところから始まり、《非業の死》の返しで手札に温存しておいてた《タルモゴイフ》をプレイしました。
 そして、こちらの場に土地が3つしかない状況で返しの相手のターンで《メロウの騎兵》の能力を使われるのが嫌だったのでまず《稲妻の螺旋》で《メロウの騎兵》を除去してから2枚目の《非業の死》を警戒して手札にいた《野生のナカティル》、《運命の大立者》の2択から《運命の大立者》を選択しました。
 この《運命の大立者》が通りこちらの土地はフルタップとなり相手は返しのターンでまさかの《仕組まれた疫病》をプレイしました。
 そして、部族指定は当然のごとくキスキンを指定でしたw
 3セット目は要所要所での選択ミスの積み重ねで最後は《聖遺の騎士》に《梅澤の十手》を装備するも水没で《聖遺の騎士》を山札に戻され、クリーチャーがいなくて《梅澤の十手》だけがある場となり相手のマーフォークに殴りきられました。

 3セット目は相手の手札の読み違いが色々あったので、1セットめ同様にプレイング次第では勝てていたかもしれません。
 まあ、終わった後だったら何とでもでも言えるわけですがw

エタフェスでの反省点②
・試合中はもっと冷静にする事。もう少し考えれば細かいミスがなくなる。


6回戦目 緑黒マッドネス L L 負け 

 1セット目はダブルマリガンから相手の《不毛の大地》で事故こった後に、相手の《適者生存》から大量に墓地に送り込まれた《復讐蔦》が場に降臨してどうしようもできずに負けました。
 
 2セット目はまた1ターン目に《不毛の大地》をプレイされましたが、サイドからインした《ヨツンの兵卒》が刺さりこちらの場は《ヨツンの兵卒》、《野生のナカティル》が2体、《タルモゴイフ》、《運命の大立者》という場になり、相手の場には《適者生存》と《タルモゴイフ》があり土地が4枚、ライフは3でした。
 次の自分のターンで《ヨツンの兵卒》の累加アップキープのコストの支払いでお互いの《タルモゴイフ》を2/3サイズにしてフルアタックを宣言しました。

「勝った第3部完!」

 そして相手はブロッククリーチャー指定前に《復讐蔦》を2枚墓地に送り込んだ後に《日を浴びるルートワラ》、《大物狙い》をマッドネスでプレイしました。

注) 大物狙いは次元の混乱のアンコモンで場に出た時にパワーが4以上のクリー
   チャーを破壊できるマッドネスクリーチャーです。

 これにより《大物狙い》の効果で《ヨツンの兵卒》が破壊されこのターンに2回呪文を唱えた事により墓地から場に出た《復讐蔦》でこちらのクリチャーを全部ブロックされ、返しで再び場に舞い戻った《復讐蔦》達によるフルアタックでこちらのライフ残り17点を削り切られました。

 この試合が終わってから気付きましたが、サイドに4枚入っていた《エーテル宣誓会の法学者》で《復讐蔦》が場に出る効果を妨害する事ができました。
 《復讐蔦》サバイバルというデッキタイプは知っていたのでこれはサイドボーディングプランが万全では無かった事になりますね。
 
エタフェスでの反省点③
・サイドボード15枚を完全に活用できていなかった。


ここで、トップ8の可能性はなくなり帰りは知人の車に乗せてもらえる事になったので東京駅までバスのキャンセルに行く必要が出ました。

あと、1試合くらいはできそうだったので7回戦目を最終試合にしました。


7回戦目 青緑白ニューホライズン L W W 勝ち


 1セット目は相手の揉み消し3連打による土地破壊がささりどうしようもなく負けました。

 2セット目、3セット目は相手の土地破壊やクリーチャー除去である程度こちらの動きが鈍るも、相手のデッキににライフを回復する手段が入っていなかったので
順当にライフを削っていって勝ちました。

相手の方によると、ズー対策にサイドに《ロウクスの戦修道士》くらいは入れておいてもよかったとの事でした。

ここで、1度東京駅にいくためにドロップしました。



いつにもまして今回のレポートは長文となりました。
それだけ、今回のエターナルフェスティバルでは学ぶ事が多かったです。
最後まで読んでくれた方はありがとうございます。

上に上げた反省点3つがきちんとできていればトップ8に残れたかもしれません。

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