2年の月日を経たドランジャンクは
2010年10月16日 レガシー コメント (2)最近、《王の摂政、ケンバ》で検索してこの日記に辿りつく方が多いですね(挨拶
さて、C.B.L 42ndに持ち込んだ2010年現在(ミラディンの傷跡直後)に組んだ緑白黒ドランカラージャンクは以下の通り。
-クリーチャー(21)-
1 《今田家の猟犬、勇丸》
4 《闇の腹心》
4 《タルモゴイフ》
2 《潮の虚ろの漕ぎ手》
2 《ガドック・ティーグ》
3 《包囲の塔、ドラン》
4 《聖遺の騎士》
2 《静寂の守り手、リンヴァーラ》
-その他のスペル(16)-
4 《コジレックの審問》
1 《思考囲い》
4 《剣を鋤に》
3 《梅澤の十手》
4 《名誉回復》
-土地(23)-
3 《Scrubland》
2 《Bayou》
1 《Savannah》
4 《吹きさらしの荒野》
3 《湿地の干潟》
1 《新緑の地下墓地》
1 《つぶやき林》
1 《活発な野生林》
1 《沼》
1 《森》
1 《平地》
1 《先祖の院、翁神社》
1 《永岩城》
1 《死の溜まる地、死蔵》
1 《ボジューカの沼》
サイドボード
2 《戦争の報い、禍汰寄》
2 《殺戮の契約》
2 《トーモッドの墓所》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《根絶》
2 《死の印》
1 《原基の印象》
2 《潮の虚ろの漕ぎ手》
2 《ロクソドンの教主》
前回の日記で2年前は青黒のアド・ストームが環境を支配していたと書きました。
色々な対策手段が研究されたり、M10でのルール改定により牽制はされるものの環境を支配し続けていたアド・ストームですが今年に入り《神秘の教示者》の禁止によりアド・ストームを選択するプレイヤーは激減しました。
注)とはいえ、いまだにアド・ストームがレガシーの大会で優勝する事があるので 仮装敵の1つには入れておいて下さい。
では、現在のレガシー環境を支配しているデッキは何でしょうか?
それは、マジックに古から存在する部族デッキ「マーフォーク」と、マジックに古から存在するデッキタイプ赤緑ステロイドの究極形こと「Zoo」の2つです。
レガシー環境は瞬殺コンボが支配する世界からクリーチャーで殴り合う健全な世界になりましたとさ。
めでたし、めでたし・・・・
冗談はさておき、この2つのデッキはアドストームに不利でしたがアド・ストームの弱退化によって環境の主役となりました。
しかも、この2つのデッキは2年の間に確実に強化されています。
マーフォークはローウィンブロックで《メロウの騎兵》、《銀エラの達人》、《変わり谷》といった強力な戦力を獲得したうえにエルドラージ覚醒で《珊瑚兜の司令官》を獲得した事により大幅にデッキパワーが上がりました。
僕も愛用しているZooもアラーラブロックで《野生のナカティル》、《聖遺の騎士》、《流刑への道》等で確実に強化されました。
まず、この2つを仮想的にした場合に対アド・ストーム用に《強迫》だったスロットがエルドラージ覚醒で登場した《コジレックの審問》になりました。
これは、1~3ターン以内に手札破壊をプレイした際にZoo相手には《野生のナカティル》、《タルモゴイフ》、マーフォーク相手には《銀エラの達人》、《アトランティスの王》といったクリーチャーを捨てさせたい場合が多かったからです。
その考え方だと《思考囲い》でも良さそうですが他にライフを失うカード《闇の腹心》も4枚積んでいるために《コジレックの審問》の方を4枚としました。
相手の初手で《むかつき》、《Force of Will》、《精神を刻む者、ジェイス》などの《コジレックの審問》で対処できないカードが見えた時は《ガドック・ティーグ》、《名誉回復》等で対処すればよいと思っています。
特に、《コジレックの審問》と《ガドック・ティーグ》は相性が良い。ここは特に重要です。
あと、アド・ストーム等のコンボデッキ相手には相手の手札を破壊してダメージクロックになる《潮の虚ろの漕ぎ手》は強かったのですが、Zooやマーフォーク相手には戦闘で墓地に行くと相手の手札に有効なカードが戻ってしまうのでサイドでよいかなと思いましたが、今回は実験のためにメインに2枚残しています。
2年の間に加わった新戦力《聖遺の騎士》もカードパワーを重視するこのデッキでは当然のように4枚投入です。
メインに伝説クリーチャーを強化するために1枚ずつ入っている《先祖の院、翁神社》、《永岩城》、《死の溜まる地、死蔵》を山札から引っ張ってこられる事も重要ですね。
先日、アラーラブロック落ち後のスタンダード環境では刺さらないと書いた 《静寂の守り手、リンヴァーラ》についてですが、いまだに《聖遺の騎士》や《クァーサルの群れ魔道士》が幅を利かせるレガシー環境ではむしろ強いのではないかと思い実験のために2枚投入してみました。
《死の溜まる地、死蔵》で畏怖を与えたりすると、レガシー環境で畏怖+飛行はほぼブロックされないといった強みもあります。
マーフォーク相手にも《珊瑚兜の司令官》のレベルアップを封じる事もできます。
ミラディンの傷跡の影響で何人か会場に親和を持ち込むプレイヤーがいるかと思いサイドに《戦争の報い、禍汰寄》を2枚用意してみました。
あと、《包囲の塔、ドラン》の能力が《頭蓋囲い》対策になっていたりもしますw
《戦争の報い、禍汰寄》は親和以外にもソプターコントロールにも刺さったりします。
そして、C.B.Lに参加した戦績は
1回戦目 4C続唱 W W 勝ち
2回戦目 アルーレン W W 勝ち
3回戦目 緑白黒サバイバル L L 負け
4回戦目 赤青実物提示教育 L W L 負け
5回戦目 赤緑青昇天 L W L 負け
結果は、2勝3敗の負け越しでした。
仮装敵のマーフォークにもZooにも当たりませんでした。
コンボを多く踏んだので手札破壊と《ガドック・ティーグ》は刺さっていました。
3回戦目の1セット目に1ターン目に《コジレックの審問》をプレイしたら相手の手札が《Force of Will》、《引き裂かれし永劫、エムラクール》しかなく不発に終わり2ターン後に《実物提示教育》をプレイされて負けるといった事が起こりましたw
それから、親和デッキは会場に1人もいませんでしたw
久しぶりに組んだデッキタイプでデッキの微妙なバランスを思い出したり新しく分かった所がでてきたのでしばらくこのデッキを調整してみようと思います。
これから、ドランカラージャンクに対する考察を何度か書くつもりです。
あと、このデッキと対戦したりデッキリストを軽くみたか方から1~2枚刺しのクリーチャーが多いので《適者生存》デッキだと思ったと言われましたw
それから、伝説クリーチャーがメイン、サイド共にたくさん入っているこのデッキでは神河物語の伝説土地に加えて《Karakas》を入れると強化できそうです。
地元のカードショップを何軒か回ってみたところ、《Karakas》は売り切れでした。次回のC.B.Lまでには手に入れたいですね。
さて、C.B.L 42ndに持ち込んだ2010年現在(ミラディンの傷跡直後)に組んだ緑白黒ドランカラージャンクは以下の通り。
-クリーチャー(21)-
1 《今田家の猟犬、勇丸》
4 《闇の腹心》
4 《タルモゴイフ》
2 《潮の虚ろの漕ぎ手》
2 《ガドック・ティーグ》
3 《包囲の塔、ドラン》
4 《聖遺の騎士》
2 《静寂の守り手、リンヴァーラ》
-その他のスペル(16)-
4 《コジレックの審問》
1 《思考囲い》
4 《剣を鋤に》
3 《梅澤の十手》
4 《名誉回復》
-土地(23)-
3 《Scrubland》
2 《Bayou》
1 《Savannah》
4 《吹きさらしの荒野》
3 《湿地の干潟》
1 《新緑の地下墓地》
1 《つぶやき林》
1 《活発な野生林》
1 《沼》
1 《森》
1 《平地》
1 《先祖の院、翁神社》
1 《永岩城》
1 《死の溜まる地、死蔵》
1 《ボジューカの沼》
サイドボード
2 《戦争の報い、禍汰寄》
2 《殺戮の契約》
2 《トーモッドの墓所》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《根絶》
2 《死の印》
1 《原基の印象》
2 《潮の虚ろの漕ぎ手》
2 《ロクソドンの教主》
前回の日記で2年前は青黒のアド・ストームが環境を支配していたと書きました。
色々な対策手段が研究されたり、M10でのルール改定により牽制はされるものの環境を支配し続けていたアド・ストームですが今年に入り《神秘の教示者》の禁止によりアド・ストームを選択するプレイヤーは激減しました。
注)とはいえ、いまだにアド・ストームがレガシーの大会で優勝する事があるので 仮装敵の1つには入れておいて下さい。
では、現在のレガシー環境を支配しているデッキは何でしょうか?
それは、マジックに古から存在する部族デッキ「マーフォーク」と、マジックに古から存在するデッキタイプ赤緑ステロイドの究極形こと「Zoo」の2つです。
レガシー環境は瞬殺コンボが支配する世界からクリーチャーで殴り合う健全な世界になりましたとさ。
めでたし、めでたし・・・・
冗談はさておき、この2つのデッキはアドストームに不利でしたがアド・ストームの弱退化によって環境の主役となりました。
しかも、この2つのデッキは2年の間に確実に強化されています。
マーフォークはローウィンブロックで《メロウの騎兵》、《銀エラの達人》、《変わり谷》といった強力な戦力を獲得したうえにエルドラージ覚醒で《珊瑚兜の司令官》を獲得した事により大幅にデッキパワーが上がりました。
僕も愛用しているZooもアラーラブロックで《野生のナカティル》、《聖遺の騎士》、《流刑への道》等で確実に強化されました。
まず、この2つを仮想的にした場合に対アド・ストーム用に《強迫》だったスロットがエルドラージ覚醒で登場した《コジレックの審問》になりました。
これは、1~3ターン以内に手札破壊をプレイした際にZoo相手には《野生のナカティル》、《タルモゴイフ》、マーフォーク相手には《銀エラの達人》、《アトランティスの王》といったクリーチャーを捨てさせたい場合が多かったからです。
その考え方だと《思考囲い》でも良さそうですが他にライフを失うカード《闇の腹心》も4枚積んでいるために《コジレックの審問》の方を4枚としました。
相手の初手で《むかつき》、《Force of Will》、《精神を刻む者、ジェイス》などの《コジレックの審問》で対処できないカードが見えた時は《ガドック・ティーグ》、《名誉回復》等で対処すればよいと思っています。
特に、《コジレックの審問》と《ガドック・ティーグ》は相性が良い。ここは特に重要です。
あと、アド・ストーム等のコンボデッキ相手には相手の手札を破壊してダメージクロックになる《潮の虚ろの漕ぎ手》は強かったのですが、Zooやマーフォーク相手には戦闘で墓地に行くと相手の手札に有効なカードが戻ってしまうのでサイドでよいかなと思いましたが、今回は実験のためにメインに2枚残しています。
2年の間に加わった新戦力《聖遺の騎士》もカードパワーを重視するこのデッキでは当然のように4枚投入です。
メインに伝説クリーチャーを強化するために1枚ずつ入っている《先祖の院、翁神社》、《永岩城》、《死の溜まる地、死蔵》を山札から引っ張ってこられる事も重要ですね。
先日、アラーラブロック落ち後のスタンダード環境では刺さらないと書いた 《静寂の守り手、リンヴァーラ》についてですが、いまだに《聖遺の騎士》や《クァーサルの群れ魔道士》が幅を利かせるレガシー環境ではむしろ強いのではないかと思い実験のために2枚投入してみました。
《死の溜まる地、死蔵》で畏怖を与えたりすると、レガシー環境で畏怖+飛行はほぼブロックされないといった強みもあります。
マーフォーク相手にも《珊瑚兜の司令官》のレベルアップを封じる事もできます。
ミラディンの傷跡の影響で何人か会場に親和を持ち込むプレイヤーがいるかと思いサイドに《戦争の報い、禍汰寄》を2枚用意してみました。
あと、《包囲の塔、ドラン》の能力が《頭蓋囲い》対策になっていたりもしますw
《戦争の報い、禍汰寄》は親和以外にもソプターコントロールにも刺さったりします。
そして、C.B.Lに参加した戦績は
1回戦目 4C続唱 W W 勝ち
2回戦目 アルーレン W W 勝ち
3回戦目 緑白黒サバイバル L L 負け
4回戦目 赤青実物提示教育 L W L 負け
5回戦目 赤緑青昇天 L W L 負け
結果は、2勝3敗の負け越しでした。
仮装敵のマーフォークにもZooにも当たりませんでした。
コンボを多く踏んだので手札破壊と《ガドック・ティーグ》は刺さっていました。
3回戦目の1セット目に1ターン目に《コジレックの審問》をプレイしたら相手の手札が《Force of Will》、《引き裂かれし永劫、エムラクール》しかなく不発に終わり2ターン後に《実物提示教育》をプレイされて負けるといった事が起こりましたw
それから、親和デッキは会場に1人もいませんでしたw
久しぶりに組んだデッキタイプでデッキの微妙なバランスを思い出したり新しく分かった所がでてきたのでしばらくこのデッキを調整してみようと思います。
これから、ドランカラージャンクに対する考察を何度か書くつもりです。
あと、このデッキと対戦したりデッキリストを軽くみたか方から1~2枚刺しのクリーチャーが多いので《適者生存》デッキだと思ったと言われましたw
それから、伝説クリーチャーがメイン、サイド共にたくさん入っているこのデッキでは神河物語の伝説土地に加えて《Karakas》を入れると強化できそうです。
地元のカードショップを何軒か回ってみたところ、《Karakas》は売り切れでした。次回のC.B.Lまでには手に入れたいですね。
コメント
ドランも入ってるわけですし。
どこかのプロツアーを思い出す質問ですね。
神河ブロックの伝説土地とのコンボがしたくて今回は今田家の猟犬、勇丸を採用しましたがこの部分は壌土のライオンでもよいです。
どちらも、今のレガシー環境では野生のナカティルより弱い1マナ圏クリーチャーであるところは変わりません。