エターナルパーティ2011のレポートです。

 当日の朝、寝坊する事もなく天王寺動物園近くの宿を出て会場に向かいました。

 会場に着くとすごく人がいて、試合前のアナウンスによると「参加者が220人を越えたのでスイスラウンド7回戦を行いその後シングルエリミネーションを行います」との事。
 PTパリと日程が被ったのにもかかわらず、凄い人数ですねww
 これだけ、「日本でレガシーが盛んだ」という事が証明されたので日本でレガシーのGPが開催される日が来てほしいですね


デッキリストは前日トライアルの反省から以下のようになりました。

デッキ名 [Naya Deck Wins]

-クリーチャー(23)-

4 《野生のナカティル》
3 《運命の大立者》
1 《密林の猿人》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
2 《ガドック・ティーグ》
1 《クァーサルの群れ魔道士》
4 《聖遺の騎士》
2 《イーオスのレインジャー》

 -その他のスペル(15)-

4 《稲妻》
4 《稲妻の螺旋》
4 《流刑への道》
2 《忘却の輪》
1 《土地譲渡》

 -土地(22)-

3 《乾燥大地》
3 《樹木茂る山麓》
3 《吹きさらしの荒野》
3 《Taiga》
2 《Plateau》
2 《Savannah》
1 《森》
1 《平地》
1 《山》
1 《Karakas》
1 《怒り狂う山峡》
1 《怒りの穴蔵、スカルグ》

サイド・ボード

3 《エーテル宣誓会の法学者》
3 《紅蓮破》
3 《精神壊しの罠》
2 《梅澤の十手》
2 《ヨツンの兵卒》
1 《原基の印象》
1 《古の遺恨》


前日からの変更点は
 
 親和や青緑白バントカラーと戦って相手のシステムクリーチャーを除去したい状況が多かったのでメインの《渋面の溶岩使い》を再び2枚に戻しました。
 これにより、1体目の《渋面の溶岩使い》を相手に除去されてからも《イーオスのレインジャー》で2体目の《渋面の溶岩使い》を持ってくるという選択肢を取れるようになりました。

 あと、土地の配分はフェッチランド11枚に対してフェッチランドから探す事ができる土地9枚で回していたところ《聖遺の騎士》を回していて「ライブラリーに土地がない」という状況があったため《乾燥大地》を1枚《Plateau》に変更しました。
 これにより、土地と持って来るフェッチランドの配分が10対10(=1対1)となりました。

注) 厳密には《土地譲渡》も合わせると11対10です。


では、本戦のレポートです。


1回戦目 Naya Zoo L W L 負け

いきなり、1回戦目から同型対決です。
後でデッキ分布を見たら、Zooを選択したプレイヤーは20人と多く一番選択者の多いデッキだったようです。

 1セット目は相手が先手1ターン目から《ステップのオオヤマネコ》でスタートし、こちらはマナフラッドに陥り、相手の場に《ステップのオオヤマネコ》と《タルモゴイフ》が並びこちらのクリーチャーは《ガドック・ティーグ》のみで。
 何とか、《ガドック・ティーグ》で《タルモゴイフ》をチャンプブロックしてから《Karakas》で手札に戻すというコンボで耐えるが相手はさらに《聖遺の騎士》
を引き、こちらは無駄カードとなる2枚目の《ガドック・ティーグ》を引きました。
 そして、相手は《ステップのオオヤマネコ》と《タルモゴイフ》と《聖遺の騎士》の3体でアタックを宣言しこちらが《ガドック・ティーグ》で《タルモゴイフ》をブロックしてから《Karakas》で《ガドック・ティーグ》を手札に戻すとこちら本体に山2つ生け贄からの《火炎破》が飛んできました。
 本体に4点入り、ブロック成立前に土地が2枚墓地に落ちた事でさらに相手の《聖遺の騎士》がでかくなりどうしようもなくこちらのライフは0となりました。

 2セット目は、こちらが《聖遺の騎士》で場に《怒り狂う山峡》と《怒りの穴蔵、スカルグ》を出してアドバンテージを稼ぎ相手に《梅澤の十手》を先出しされるこちらも《梅澤の十手》をプレイして対消滅させ、最後は《聖遺の騎士》と《タルモゴイフ》で殴りきりました。

 3セット目は、《梅澤の十手》を先出しするものの相手の場に2体並んだ《聖遺の騎士》がどうしようもないサイズとなり殴り切られて負けました。


2回戦目 赤単ドラゴンストンピィ W L W  勝ち

2回戦目でいきなり身内同士で当たりましたww
では、身内同士の潰し合いスタートです。

1セット目は相手に《虚空の杯》を1マナと2マナ宣言でそれぞれ1枚ずつ置かれ
、かなりきつい場となりましたが《イーオスのレインジャー》を2枚場に出し相手が《古の墳墓》でダメージを喰らっていたのも手伝いそのまま、《イーオスのレインジャー》2体で殴り切りました。
ちなみに、《イーオスのレインジャー》で持ってきた1マナクリーチャー達はプレイする事ができずにディスカードステップに捨てる事となりましたww

2セット目は、相手の場に速攻で《ラクドスの地獄ドラゴン》が降臨し《タルモゴイフ》2体ブロックで討ち取るも、その後相手の場に《月の大魔術師》2体と《猿人の指導霊》と《梅澤の十手》が並びこちらの4/5サイズになった《タルモゴイフ》2体とにらみ会いました。
そして、相手の場に《憤怒の天使、アクローマ》が降臨し勝ち目がないと判断し投了を宣言しました。

3セット目はこちら先手1ターン目の《運命の大立者》スタートから相手は後手1ターン目に《虚空の杯》をX=1でスタートしました。
《運命の大立者》を大きくして相手のライフを削っていき相手は《月の大魔術師》を場に出したので基本地形《平地》から白マナを出して《忘却の輪》で《虚空の杯》を除外して《稲妻》で《月の大魔術師》を除去しました。
 手札で腐っていた大量の1マナスペルを使えるかと思いきや、相手は再び《虚空の杯》をX=1で場に出しました。
そして、煮えたぎる歌からマナ加速し手札を使い切り《ラクドスの地獄ドラゴン》と《月の大魔術師》を場に出し、相手のマナはフルタップとなりました。
こちらは、返しのターンで6枚目の土地を置き赤と白を含む6マナで《運命の大立者》をパワー8の飛行クリーチャーに変身させて殴りきりました。


3回戦目 セファリッドブレイクファースト W W 勝ち

 1セット目は、こちら《野生のナカティル》、《タルモゴイフ》、《運命の大立者》を並べ相手のライフをどんどん削っていく。
 こちらの場の土地4つのうち2つがアンタップ状態の時に相手が2体のコンボクリーチャーを唱え、こちらはスタックで1発目の《流刑への道》をプレイ。
 相手は《撃退》で1発目の《流刑への道》をカウンターし、マナフルタップで2発目の《流刑への道》をプレイすると《目くらまし》でカウンターされました。
 そして、相手はコンボを成立させ墓地に大量のカードを落とすと《戦慄の復活》をフラッシュバックし《ウラモグの道滅ぼし》を墓地から釣上げ《ドラゴンの息》が付き、速攻を得た《ウラモグの道滅ぼし》に殴られました。
 そして、返しのターンで3発目の《流刑への道》で《ウラモグの道滅ぼし》をゲーム外に追放する事に成功しそのまま殴りきりました。

 2セット目は《稲妻》と《流刑への道》で相手のコンボクリーチャーを除去しながらコンボを成立させないまま殴りきりました。


4回戦目 青緑黒チームアメリカ W W 勝ち

 1セット目は相手が土地事故を起こし、青マナと黒マナしか出ない状況からこちらはビートダウンして勝ちました。

 2セット目は、相手のまさかのサイドからの《肉袋の匪賊》でこちらのクリーチャーを除去されて長期戦になり、《聖遺の騎士》、《タルモゴイフ》、《野生のナカティル》を《非業の死》で1体3交換されてしまいました。
 さすがに、ここは《破滅的な行為》等の全体除去を警戒して手札にもう1体クリーチャーを温存しておくべきでした。
 プレイミスですね。 
その後、手札に《稲妻》が2枚あり、《ヴェンデリオン3人衆》に2回殴られた後にダメージが馬鹿にならないと判断して《紅蓮破》で《ヴェンデリオン3人衆》を除去しました。
 そして、相手は返しのターンで《タルモゴイフ》を引き、こちらは《渋面の溶岩使い》を引きました。
 ここで、《タルモゴイフ》を焼き殺すプランも考えましたが相手の残りライフが12なのでそのまま相手本体を焼き切るプランを考えました。
 相手本体に《稲妻》を連打し《渋面の溶岩使い》の能力を2回起動した後に相手がトップデッキした《破滅的な行為》X=1で場を流され《タルモゴイフ》のアタックを受けてこちらの残りライフは1となりました。
 返しのターンで《流刑への道》をトップデッキして《タルモゴイフ》を追放しさらに次のターンで引いた《野生のナカティル》が通り相手の残りライフ3を削りきりました。
 2セット目は残りライフ1から危うく勝ちましたが、緑のクリーチャー3体を並べて《非業の死》をくらった事とどうせ《ヴェンデリオン3人衆》を除去する事になるのだから1回もアタックさせずにさっさと《紅蓮破》で除去するべきでした。
 相手の残りライフが12だったので《タルモゴイフ》ではなく相手本体に火力を撃ち込みにいったのは正解だったか迷う所ですね。


5回戦目 Naya Zoo W W 勝ち

ここで、C.B.Lの常連同士で当たりました。

 1セット目はこちらの場に《ガドック・ティーグ》がいる状況で相手に《Karakas》を先出しされこちらも《聖遺の騎士》から《Karakas》をサーチしてきて対消滅させました。
 その後、こちらは土地がとまり相手の《不毛の大地》でマナを縛られ土地が2枚しかない状況となるが相手は逆にマナフラッドだったようでそのまま殴り切りました。

 2セット目は相手がダブルマリガンスタートし、《ボジューカの沼》でこちらの墓地を全部リムーブされタップ状態の《聖遺の騎士》を3点火力で除去されたりしましたが。
 最後は、《聖遺の騎士》で場に出しておいた《怒りの穴蔵、スカルグ》と4/4サイズとなった《運命の大立者》が揃い相手が4/5サイズの《タルモゴイフ》ではどうする事もできないと投了を宣言しました。
 

6回戦目 青黒アドストーム W W 勝ち

 1セット目はこちらが先手1ターン目、《野生のナカティル》、2ターン目《ガドック・ティーグ》でビートダウンし相手は《蒸気の連鎖》で《ガドック・ティーグ》をこちらの手札に戻し《むかつき》をプレイするが残り11ライフスタートからコンボは決まらずに勝ちました。

 2セット目はこちら後手ダブルマリガンスタートから、相手の1ターン目に《思考囲い》で《精神壊しの罠》を捨てられ、こちらの1ターン目に《運命の大立者》をプレイし2ターン目に《エーテル宣誓会の法学者》をプレイしました。
 《運命の大立者》と《エーテル宣誓会の法学者》の2体でビートダウンしていき相手はこちらのターン終了時に《むかつき》をプレイしました。
 結局、そこからコンボを成功させる事はできずに勝ちました。


7回戦目 赤青SnT W L W 勝ち

ここでフィーチャリングマッチに呼ばれました。

その様子は、ここでどうぞ
ttp://bigmagic.blog116.fc2.com/blog-entry-33.html

1セット目は相手がコンボを決めきる前にこちらがビートダウンして勝ちました。

 2セット目は《騙し討ち》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》に2回殴られて負けました。
 2回目の《引き裂かれし永劫、エムラクール》にアタックされた時は残りライフ4だったので本体で受けるわけにもいかず《Karakas》でバウンスしましたが次のターンにまた《騙し討ち》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》が出てくるので解決にはなっていませんでしたね。
 素直に投了でよかったです。
ちなみに、《騙し討ち》が出ている状況でアタッククリーチャー指定前に《Karakas》で相手の伝説生物をバウンスしても相手の場に赤マナさえあれば《騙し討ち》から再び速攻で出せるので意味はありません。

 3セット目は序盤から《運命の大立者》と《エーテル宣誓会の法学者》でビートダウンしていき相手の場に《騙し討ち》が出ている状況でこの日1番のミスをしました。

 まず、《野生のナカティル》をプレイしてから《忘却の輪》を相手の《騙し討ち》にプレイしました。
しかし、できません。
そうです、《エーテル宣誓会の法学者》が場にいるのでできません。 
《忘却の輪》からプレイするべきでした。
残りライフは17だったので《騙し討ち》から《大祖始》か《引き裂かれし永劫、エムラクール》が出てきても負ける事はありませんでしたが、そんな事は関係なく酷いミスでした。
結局、対戦相手はクリーチャーカードを1枚も引かなかったようでそのまま勝ちました。


ここで、予選ラウンド7回戦が終わり6勝1敗順位発表待ちです。
7回戦目の凡ミスから気持ちを落ち着けるためにコーヒーを飲んでから迎えた順位発表はぎりぎり通過の8位でした。

という訳で、エターナルパーティベスト8に残りました。


準々決勝 青黒おにぎりリア二 L L 負け

トップ8に残ったC.B.Lの常連は僕ともーふさんの2人でしたが、いきなりその2人同士で戦う事になりました。

1セット目、2セット目ともに始めて戦うデッキだったので対処法が分からずに負けました。
 特に、2セット目のサイドボーディングでは全く効かない《流刑への道》を全抜きして《精神壊しの罠》と《エーテル宣誓会の法学者》を入れるべきでしたが、デッキが分かりませんでした。
正直、完敗でした。

エターナルパーティはもーふさんがそのまま優勝し幕を閉じました。

もーふさんいわくMOで見つけたコンボとの事でしたが、最後の最後でローグデッキに斬られて僕のエターナルパーティ2011は終わりました。

賞品として《裏切り者の都》を4枚貰いました。


長文となりましたが、最後まで読んで頂いた方はありがとうございます。


コメント

hokurin
2011年2月18日7:03

なんか賞品ビミョーですねww

スライ信者
2011年2月18日23:22

>hokurinさん

3~8位で上位から希望するカード4枚組みを選ぶ形なのでこうなりました。
他の4枚組は《Sinkhole》 《Force of Will》 《Mox Diamond》 《不毛の大地》、《揉み消し》等でした。

微妙とはい今は《裏切り者の都》はシングル価格2500円と値上がりしていますよ。

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