こんばんわ。では、PT名古屋のサイドイベントとして6月11日に行われたFrom the Vault争奪シールド戦のレポートです。

前回の日記のカードプールを見せた知人全員が白黒一択と答えたカードプールの中で僕の組んだデッキは以下の通りです。


〔白いカード〕

1 《拘引》
1 《神への捧げ物》
1 《太陽の槍のシカール》
1 《レオニンの遺物囲い》
1 《縫合の僧侶》
1 《主の呼び声》
1 《ミラディンの十字軍》
1 《高僧の見習い》

〔赤いカード〕

1 《金屑化》
1 《らせんの決闘者》
1 《コスの急使》
1 《勝利の破壊》
1 《不純の焼き払い》

〔アーティファクト〕

1 《溶鉄鋼のドラゴン》
1 《清純のタリスマン》
1 《まばゆい魂喰い》
1 《飛行機械の組み立工》
1 《脊柱の飛行機械》
1 《堕落の三角護符》
1 《闊歩するものの装具》
1 《ヴィリジアンの爪》
1 《胴の甲殻》
1 《グレムリン地雷》
1 《金のマイア》

〔土地〕

8 《平地》
8 《山》

そう、白赤テンポデッキです。

《拘引》、《神への捧げ物》、《レオニンの遺物囲い》といった優良除去が揃っていたの上に《ミラディンの十字軍》、《縫合の僧侶》、《太陽の槍のシカール》といった序盤で相手のライフを削ってくれる優良クリーチャーが多いので白は確定しました。
 特に、装備品が3枚入ったこの構成だと《太陽の槍のシカール》は高確率で絆魂と先制攻撃を得るために強かったです。

 無色の6マナボムこと、《飛行機械の組み立工》はデッキに即投入しました。
青マナの出ないこのデッキでは《脊柱の飛行機械》は確定2ライフと無色2マナの飛行クリーチャーとして採用しました。
 《飛行機械の組み立工》と《脊柱の飛行機械》が場に並ぶと《飛行機械の組み立工》の能力が誘発しないというアンシナジーさもあったりしますがそれでも2枚ともいれました。《飛行機械の組み立工》を出す前に《脊柱の飛行機械》を相手のクリーチャーを相打ちさせるなどのプレイングを心がければ良いだけですから。
 《飛行機械の組み立工》は能力を誘発できなくてもシールド戦では充分に強いカードですしw
《まばゆい魂喰い》は白マナの出ないデッキでも使えますが、そういう使い方をするとライフが毎ターン2点ずつ減っていくためこいつは安定して白マナの出るデッキでしか使いたくはありません。
 
 ここで、デッキに入る白いカードとアーティファクトは確定し2色目は《執行の悪魔》というボムのある黒に行こうかと思いましたが、それよりも第2のフィニッシャーは《溶鉄鋼のドラゴン》を使いたいと考え2色目は赤となりました。

《溶鉄鋼のドラゴン》も無色の確定4ライフ払いのクリーチャーとして白黒に投入してもよいのですが、こいつの強さを活かすためには《炎のブレス》能力が使えてなんぼだと思ったので白赤でした。
 赤マナが出ないと4ライフを払った上にさらにライフを払って能力を起動という選択肢はしんどいんですよww

 この環境のシールドを考えると《粉砕》、《神への捧げ物》といったコモン除去で死ぬ《溶鉄鋼のドラゴン》よりも《執行の悪魔》を優先すべきかもしれません。
 とはいえ、《溶鉄鋼のドラゴン》にも《のど首狙い》で死なないといった利点もありますww
《溶鉄鋼のドラゴン》が《執行の悪魔》よりも優れている1番の点はマナ源が4~5で止っても場に出る点です。
 今回のデッキもダイスで勝ったら先手を選択する速攻デッキでしたので《飛行機械の組み立工》以外のカードは全部5マナ以下でプレイできるカードでした。
 
 余談ですが、僕はリミテッドで6マナ以上のカードが完全には信用できません。土地が5枚で止って手札で6マナ以上のボムが腐って負けた経験が何度かありますからww
 
 また、《骨髄の破片》も強いカードですが防御的なので速攻デッキには入らないと判断して入れませんでした。《剃刀の豚》や《敗残のレオニン》といったシールドでは高得点がつく感染クリーチャー達もテンポ重視のため通常ダメージのクリーチャーで統一したのでデッキには入れませんでした。


 結果は、予選ラウンドで1敗した後にシングルエリミネーションに残って決勝まで行き海外のプロに負けて準優勝でした。
 賞品として[From the Vault Relics]と [From the Vault Exiled]を貰いました。

ttp://coverage.mtg-jp.com/PTNagoya11/article/001678/

この日もダイスロールで勝って先手を選んでいたのは僕くらいでした。
 《レオニンの遺物囲い》を手札に温存せず、序盤で《相手の太陽の宝球》などのマナアーティファクトを取り除いて相手のマナアドバンテージを崩してダメージクロックとして場に出していたのも僕くらいでした。

 決勝戦は、相手の相手が後手1ターン目にプレイした《地平線の呪文爆弾》をこちらが先手2ターン目に《レオニンの遺物囲い》で除外して速攻を仕掛けましたが、相手が赤緑黒で優良除去満載のデッキだったので2戦でストレート負けしました。

 と、負けた理由を「相手のカードプールが強かった」と言い訳ばかりしてはいけないので家に帰ってから再検討した所デッキが変わりました。

〔白いカード〕

1 《拘引》
1 《神への捧げ物》
1 《太陽の槍のシカール》
1 《レオニンの遺物囲い》
1 《ミラディンの十字軍》
1 《縫合の僧侶》
1 《主の呼び声》
1 《ミラディンの十字軍》

〔赤いカード〕

1 《金屑化》
1 《勝利の破壊》
1 《不純の焼き払い》

〔アーティファクト〕

1 《溶鉄鋼のドラゴン》
1 《オーリオックの模造品》
1 《錆びた慙愧》
1 《まばゆい魂喰い》
1 《飛行機械の組み立工》
1 《脊柱の飛行機械》
1 《堕落の三角護符》
1 《闊歩するものの装具》
1 《ヴィリジアンの爪》
1 《胴の甲殻》
1 《グレムリン地雷》
1 《金のマイア》
1 《鉛のマイア》
1 《浮上マイア》

〔土地〕

9 《平地》
6 《山》


 速攻戦術と言っていた割には《清純のタリスマン》と《高僧の見習い》も防御的だと反省してデッキから抜きました。

 また、《山》を2枚しか引かないとプレイできないカードを《金屑化》1枚まで減らす事により初手に《山》が」なくてもキープできるようにし土地を15枚まで減らしました。
 流石に、こちらが先手で初手に土地が0~1枚しか無いときはマリガンですが初手の土地が《平地》2枚ならキープです。
 土地を1枚減らした事により、《鍛えられた鋼》を入れるスペースもできました。正直、カードプールに充分な数のアーティファクトクリーチャーはいたために
《鍛えられた鋼》をデッキに入れなかったのはミスでした。
 デッキのクリーチャーの7割をアーファクトクリーチャーにして、《鍛えられた鋼》を採用したらスピードがさらに早くなりました。
 決勝の1番の敗因は《高僧の見習い》を課題評価していた事ですね。

 今回のカードプールで黒のボムと優良除去を切ってまで赤白テンポを選択するなら土地を15枚まで削った白単アーティファクト(タッチ赤)の構成にするべきでした。

 あと、結果的に僕の中で評価の上がったカードは《金屑化》です。
元々、高評価でしたが予選ラウンドで手札0の状況《金屑化》をトップデッキして相手の《肉体と精神の剣》が着いたクリーチャーをこの凶悪装備品毎除去できたのでこの日のMVPカードでした。
 《肉体と精神の剣》と《饗宴と飢我の剣》があるというチートカードプールの方に《金屑化》のお陰で勝てました。



 この環境のシールドはやってみて面白かったのでまた何度かやりたいですね。
その時はまたダイスロールで勝ったら先手を取るような速攻向きのカードプールが来てほしいですね。

 

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