遅くなりましたが、GP名古屋のレポートです。
まずは、土曜日のスタンダード本戦から

メインボード

-クリーチャー-

4 《ドライアドの闘士》
3 《東屋のエルフ》
4 《ウルヴェンワルドの足跡追い》
4 《狼に噛まれた囚人》
4 《絡み根の霊》
4 《待ち伏せのバイパー》
4 《捕食者のウーズ》

-その他のスペル-

4 《怨恨》
4 《自然の祝福》
1 《狩られる者の逆襲》
4 《情け知らずのガラク》

-土地-

20 《森》

サイドボード

3 《命取りの出家蜘蛛》
3 《防護の言葉》
3 《茨潰し》
2 《押し潰す蔦》
2 《死橋の大巨虫》
2 《地の封印》


リミテッドデッキですか?
という突っ込みは無しでお願いします。

会場で知人から散々その質問はされたのでw


金曜日の直前トライアルを経て変更した点は以下の通り

・マナフラッドが気になったので《東屋のエルフ》はメイン4枚から3枚に減らす

・逆にマナフラッドをごまかせる《狼に噛まれた囚人》はメイン4枚に増やす

・サイドから《始源のハイドラ》を試していましたが、直前で赤いでデッキにしか当らずに《始源のハイドラ》を出した返しのターンで《火柱》や《灼熱の槍》で除去される事が多かったです。
 会場を見渡してもラクドス等の赤いデッキが多かったためにサイドは赤に対して強い《死橋の大巨虫》の方を優先しました。
 赤に対してタフネス5は偉大です。



本戦は

・1回戦目 BYE  勝ち

PWPによるBYEです。


・2回戦目 赤単 W W 勝ち

1セット目は相手がダブルマリガンスタート。
 2ゲームとも《捕食者のウーズ》が場に出て赤単では《捕食者のウーズ》をどうにもできないみたいで勝ちました。


・3回戦目 ドランリアニ    W L L 負け

・4回戦目 赤黒ラクドス    W W   勝ち

 1セット目はこちら先手1ターン目に《ドライアドの闘士》をプレイして、2ターン目に《自然の祝福》を引き、奇蹟でプレイして《ドライアドの闘士》を6/5サイズにするブン回りでした。
2セット目も相手が事故り気味な所へこちらは順当な回りで勝ちました。

5回戦目 赤緑白ミッドレンジ L W W 勝ち

 1セット目はマナフラッドしている所でカードテキストの間違いによるプレイミスをしてしまいなすすべなく負けました。
 
 2セット目、3セット目は《怨恨》が強すぎて勝ちました。

6回戦目 青緑白呪禁ビート  W L W 勝ち

1セット目はこちら先手から押し切って勝ちました。

 2セット目は相手の先手の好スタートから《聖トラフトの霊》に怨恨が付いてダメージレースで負けました。

 3セット目は押しているこちらが所から相手の絆魂能力持ちのクリーチャーが《高まる残虐性》と《怨恨》で強化され、相手の絆魂クリーチャーが殴ってきたところで《待ち伏せのバイパー》を瞬速でプレイして相打ちを取りました。
 相手に18点ライフゲインを許すもその後は場の状況で押し切って勝ちました。

7回戦目 緑白セレズニア   L L   負け

1セット目は森が2枚しかなく2マナしか出ない状況で手札に《捕食者のウーズ》
が3枚溜まった状況でなすすべなく負けました。
 
 2セット目はマナフラッドからひたすら《森》をトップデッキし続けて負けました。


8回戦目 赤黒ラクドス    L L   負け

 ダイスロールの際に(6面体を2個振って)2を出し、初手ノーランドハンドが来て秒でマリガンした時にこの日の勢いは無くなったなと弱気な事が頭をよぎりました。

 2セットともこちら事故、あいてブン回りでどうしようもなく負けました。

ここで2日目の可能性はなくなったが、ドロップの手続きを忘れていたので9回戦目を戦う事にしました。


9回戦目 赤緑白ミッドレンジ W L L 負け

 1セット目は勝ったものの・・
3セット目は相手が《高原の狩りの達人》を2枚引きこちらはマナフラッド。
最後の1ライフが削りきれずに負けました。



 最後は引きに勢いが無くなって初日落ちした感がありますが、振り返ると3回戦目のドランリアニ戦は選択肢次第で勝つ事ができたかもしれません。
 これはプレイミスとまではいかず、結果論レベルの話しなので詳しくはかきませんがw


 今回の負けた言い訳ですが「事故りました」いがいには

「ネタを仕込みに行った」とか「ファンデッキだったから初日落ち仕方がない」とかそんな言い訳を並べる事ができそうですが・・・


今回のGP名古屋は緑単ウーズで2日目に行くつもりでした。
緑単はネタではなく本気で持ち込んでいました。



ここで、今回のGP名古屋の個人的メタゲームブレイクダウン

公式の記事でも議論していましたが、まず今のスタンダード環境は赤黒ラクドスのデッキ性能が飛び抜けているのは共通認識でした。

そして、公式記事でプロプレイヤー達も議論していましたが

意見A「ラクドスのデッキパワーが高いから今回もラクドスが勝ち組」

意見B「ラクドスはメタられるから今回は勝てない」

GP名古屋は優勝こそリアニメイトだったものの、上位に1番多く残っていたのは赤黒ラクドスでした。

 
 僕は意見Bの方でメタ外でラクドスに匹敵するスピードを持ち火力では対処しきれないクリーチャー陣という理由で緑単でした。
 
 とはいえ、ラクドス赤黒なので緑単の天敵である《オリヴィア・ヴォルダーレン》を使ってくる可能性があるため、オリヴィア対策は必須でした。

 ラクドス相手にサイドからインしていた《押し潰す蔦》は相手もサイド後、《オリヴィア・ヴォルダーレン》や《吸血鬼の夜鷲》をインしてくる事が多かったため、3枚でもよかったかもしれません。
 《垂直落下》ではなく《押し潰す蔦》なのは魔鍵シリーズなどのアーティファクトに対処できる汎用性のためです。


あと、この緑単ウーズは青系パーミッションにはもの凄く強いのですが・・

直前予選から本戦も含めて青系パーミッションには1回も当りませんでしたw

1日目の夕方の時点で、上位ラインに数名トリコフラッシュが残っているのは見たものの今回のGP名古屋で青系パーミッションは使用者数による勝率で見ると圧倒的な負け組でした。

そこを反省すると、パーミッションに対して強いというのは今回のデッキ選択理由としては利点ではなくメタゲームに逆行していました。

後編のエターナルパーティレポートに続きます。

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