前回書いた《きらめく願い》入りZOOの解説はこちらです。
http://nayazoo.diarynote.jp/201409130924049784/


今日の日記は現時点でのモダンでの《きらめく願い》入りZOOの解説です。


デッキ名
「ビビ・デ・バビ・デZOO」

-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
4 《運命の大立者》
4 《渋面の溶岩使い》
1 《密林の猿人》
4 《タルモゴイフ》
3 《ガドック・ティーグ》
2 《イーオスのレインジャー》


-その他のスペル-

4 《稲妻》
4 《乱撃斬》
4 《稲妻のらせん》
1 《ドロモカの命令》
4 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
4 《吹きさらしの荒野》
2 《樹木茂る山麓》
4 《踏み鳴らされる地》
1 《寺院の庭》
1 《聖なる鋳造所》
3 《平地》
1 《山》
1 《森》


-サイドボード-

4 《溶鉄の雨》
2 《流刑への道》


(その内のウィッシュボード枠のマルチカード)

1 《磨耗/損耗》
1 《破壊的な享楽》
1 《セレズニアの魔除け》
1 《ボロスの魔除け》
1 《ドロモカの命令》
1 《聖遺の騎士》
1 《鷺群れのシガルダ》
1 《高原の狩りの達人》
1 《復讐のアジャニ》

注)《磨耗/損耗》は《きらめく願い》により手札に加える事ができます。




まず、前回の解説でも書いた事ですが、

このデッキは1~2ターン目の基本的な動きは1~2ターン目はZOOなのでクリーチャーをプレイします。

《きらめく願い》は3ターン目以降に

・相手の場の微妙なクリーチャーに除去を使うか迷う
・反しのターンで相手が全体除去を警戒して手札のクリーチャーをプレイしない

といった時にやる事がなくて余ったマナと手番を使ってプレイします。
そのため、メインボードには3マナ域のカードが入っていない構成です。


また、サイドボーディング後に《溶鉄の雨》を入れる時は《きらめく願い》と入れ替えて願いボードであるマルチカードをメインにインする事も書きました。



では、今回の解説で特に言いたいのはこの3点です。



①システムランドを切って基本地形の増量

今回のZOOではメイン《聖遺の騎士》が0枚であり《きらめく願い》から《聖遺の騎士》を持ってくる事もあまりないので《処刑者の要塞》のようなシステムランドは不採用です。

まあ、《きらめく願い》から《聖遺の騎士》を持ってきたい状況も全くないわけではないのでサイドボードに1枚は残しますが・・

息切れ防止用に《怒り狂う山峡》等のミシュラランドも使っていましたが、
バーンやトロンが増えた事によりミシュラランドが欲しい状況が減った事とミシュラランドが《地盤の際》で破壊される事が多くサイド後は《血染めの月》で無力化される事等が今回不採用の理由です。

逆に、《血染めの月》への耐性を上げアンタップインでライフも支払わなくてもいい基本地形《平地》を3枚に増量しました。

バーンや親和といった高速ダメージデッキ相手にはダイスで負けて後手の時はギルドランドをタップインで場に出すプレイングとかも必要です。

このデッキは1ターン目《踏み鳴らされる地》、2ターン目《平地》の順番で場における展開が1番スムーズですね。
1ターン目《踏み鳴らされる地》セットがしたいため1マナ圏のクリーチャーは赤マナか緑マナでプレイできるもので統一しました。


レガシーをやった後にモダンをやるとデュアルランドがいかにマジックのカードとして壊れているかよく分かりますw



②《渋面の溶岩使い》4枚と《乱撃斬》を採用して1マナ火力8枚


GP神戸の時に《クァーサルの群れ魔道士》をメインに4枚取っていた理由は親和を意識していたのもありますが、除去として計3マナかかる《クァーサルの群れ魔道士》では親和相手に後手の時は間に合わないと判断し、《渋面の溶岩使い》フル投入と1マナ火力8枚体勢となりました。

フェッチランド10枚に加え1マナ火力8枚で2マナインスタントも計5枚な構成だと《渋面の溶岩使い》が安定して機能します。


レガシーで使ってプロテクションクリーチャーを除去するのに便利だった《乱撃斬》はモダンでも採用です。


モダンですので相手の場に《真の名の宿敵が》出てくる事はありませんが・・・

白黒トークンに《オーリオックのチャンピオン》を出されたり、
親和に《刻まれた勇者》を出される事はあります。

これらのプロテクションクリーチャーで地上を固められ飛行などの回避能力持ち
クリーチャーで殴られるのがZOOの負けパターンの1つでしたが、
《乱撃斬》で獰猛を達成できればそのような劣勢をひっくり返せます。


《乱撃斬》のスペースを作るために今回は《流刑への道》はメイン不採用です。


コンフラックス発売位から知人と

「1~2ターン目のクリーチャーに流刑への道をプレイすると相手にマナを与えてしまいゲーム展開が不利になるため1マナの除去として数えない」

こんな議論を何度かしています。

レガシーでも最近は《流刑への道》はサイド要因でカナスレやMUDといった基本地形0枚デッキ相手にインする戦略を取っています。



モダンで相手の場に2~3ターン目に緑タイタンや《グリセルブランド》が出てきた時には《流刑への道》が欲しくなる事もありますが・・・・

逆の言い方をすると《流刑への道》が序盤の手札に欲しいのはそういった限定状況しかなく基本的には相手の1~3ターン目のクリーチャーに《流刑への道》はプレイしたくはありません。

このデッキだち2~3点火力では対処できないサイズのクリーチャーも《きらめく願い》から《セレズニアの魔除け》を持ってきて追放する事も可能ですし。




③ 願いボードの選択肢は基本的に除去か勝ち手段


《きらめく願い》から持ってくる選択肢として《蛇変化》等のコンバットトリックも検討したのですが、相手に持っているのがばれるという願いボードの特性上コンバットトリックとして機能しません。

《セレズニアの魔除け》は基本的に除去として採用しています。
(たまにはトークンを出したりトランプルを与える事もりますが)



あと、《太陽と月の輪》のような対策カードも願いボードで検討はしました。

ただ、願いから、《太陽と月の輪》を持ってくる動きは計4マナかかってしまいそこまでマナと手番を使うなら対策カードよりも勝ち手段を持ってきた方が強いです。

今は《恒久の拷問》も願いボードからは抜いてしまいました。




あと、このデッキを使う点で注意点は

・《ガドック・ティーグ》が場に出ていると《復讐のアジャニ》はプレイできない
・《乱撃斬》で獰猛を達成すると《ドロモカの命令》でダメージ軽減ができない


といったところです。



長文になりましたが、今回の解説は以上です。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索