サンプルデッキ ~部族モダン~ 「ナヤ戦士」
2016年6月5日 部族モダン
僕が考えた部族モダンのデッキを紹介します。
僕の選んだ部族は「戦士」
http://nayazoo.diarynote.jp/201603272148251495/
そう、最近までスタンダードで使っていたあのデッキを部族モダン用に改造したものです。
右の画像は新戦力戦士達です。
《野生のナカティル》は猫・戦士です。
デッキリストはこのようになりました。
デッキ名 「ナヤ戦士」
[クリーチャー]
4 《野生のナカティル》
4 《マルドゥの悲哀狩り》
1 《陽刃のエルフ》
4 《茨森の模範》
4 《隠れたる龍殺し》
4 《棲み家の防御者》
4 《アラシンの先頭に立つ者》
[スペル]
4 《流刑への道》
4 《ドロモカの命令》
4 《稲妻のらせん》
[エンチャント]
4 《城塞の包囲》
[土地]
4 《吹きさらしの荒野》
4 《乾燥台地》
1 《樹木茂る山麓》
3 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
2 《踏み鳴らされる地》
3 《平地》
1 《山》
1 《森》
このリストを見て質問がきそうなところをいくつか説明していきます。
①《稲妻》の不採用
モダンを代表する1マナ火力である《稲妻》を採用していない理由は安定して1~2ターン目に赤マナがでないからです。
土地21枚の内色マナの構成は白マナ17枚、緑マナ15枚、赤マナ14枚となっており初手に赤マナ出る土地がなくてもキープできる構成にしたからです。
2ターン目までに赤マナが出る土地が置けない時のリスクは
・1ターン目にプレイした《野生のナカティル》がパワー3にならない
・2ターン目に《稲妻のらせん》がプレイできない
といった2点です。
《野生のナカティル》は場には出ているので2ターン目に2点ダメージクロックにしかならないリスクもある程度は許容です。
《稲妻のらせん》はそこまで2ターン目のアクションとして拘る必要もありません。
②クリーチャーは全部緑か白
これも①と同じ理由で1~2ターン目に赤マナが出る土地を引かなくても戦える構成にするためです。
3枚目の土地を引いた時に赤マナが出る土地を1枚も引いていなくても手札のクリーチャーは全てプレイできます。
逆に3枚目の土地を引いた時に白ダブルシンボルが出なくて手札の《アラシンの先頭に立つ者》がプレイできない事故が嫌なので白マナは17枚と多目です。
この日記では何年も前からレガシー、モダン環境等での3色のジャンクデッキで序盤にプレイするカードを2色に絞ればデッキの安定性が上がるという事を主張し続けてきました。
長年愛用してきたZooが赤緑をベースにしているのに対して今回のナヤ戦士は緑白をベースにしています。
今回のデッキで5枚も入っている基本地形を全てショックランドとフェッチランドに換えれば均等3色が組めるという意見も1つの正論ではあります。
ですが、お互いにビートダウンを使ってダメージを削り合う部族モダンという環境では土地によるライフロスを抑えたいために僕は基本地形5枚の構成です。
③土地21枚のデッキで4マナの《城塞の包囲》を4積み
デッキ60枚の内土地が21枚のデッキだと安定して4マナのカードがプレイできないために4マナのカードは採用しても1~2枚位が適正ではと思われる方も何人かいらっしゃるかもせれません。
しかし、このデッキには《棲み家の防御者》が4枚入っています。
このデッキの元となったスタンダードデッキで何度かやったように土地が3枚で止まっている状況で《棲み家の防御者》の大変異能力を使って墓地のフェッチランドを回収して4枚目の土地を確保するコンボは使えます。
また、《流刑への道》も4枚入っているため土地が2~3枚で止まっている状況で自軍のクリーチャーに《突然の衰微》や《終止》等の除去が飛んできた時にスタックで《流刑への道》をプレイして追加の土地を確保するプレイングも必要になってきます。
4マナ域のカードの候補として《遍歴の騎士、エルズぺス》等のプレインズウォーカーや4マナ域の戦士クリーチャーも検討しましたがモダンのカードプールでも戦士デッキの4マナ域は《城塞の包囲》がベストだと判断しました。
何度も言いますが、《城塞の包囲》というカードはとても壊れています。
④《始まりの木の管理人》と《運命の大立者》の不採用
長年僕がZooで愛用し続け、マナを払えば戦士になる《運命の大立者》。
同じくマナを払えば戦士になる《始まりの木の管理人》についてです。
まず、注意点としてはこれらのクリーチャーは最初の部族タイプが戦士ではないために部族モダンルールでの戦士カウントを満たす事はできません。
他のクリーチャーで戦士カウント20枚を達成しているので《始まりの木の管理人》や《運命の大立者》に加えてモダンを代表するクリーチャーである《タルモゴイフ》を採用することも可能ではありますが・・・・
これらのクリーチャーでは《マルドゥの悲哀狩り》、《茨森の師範》の能力が誘発しないのはもちろんですが、マナを払って戦士になるクリーチャーは3ターン名にプレイする《アラシンの先頭に立つ者》とテンポ面で相性が悪いです。
このデッキの理想的な動きは
1ターン目、《野生のナカティル》
2ターン目、《茨森の師範》
3ターン目、《アラシンの先頭に立つ者》
です。
いつもは手持ちのカード資産を気にせずに書いているこのサンプルデッキですが今回は大会参加を目標に手元にあるカードで組む事を意識しました。
まだ、GP京都のサイドイベントは発表されていませんがもしも部族モダンがあるのならこのデッキを京都に持っていきます。
僕の選んだ部族は「戦士」
http://nayazoo.diarynote.jp/201603272148251495/
そう、最近までスタンダードで使っていたあのデッキを部族モダン用に改造したものです。
右の画像は新戦力戦士達です。
《野生のナカティル》は猫・戦士です。
デッキリストはこのようになりました。
デッキ名 「ナヤ戦士」
[クリーチャー]
4 《野生のナカティル》
4 《マルドゥの悲哀狩り》
1 《陽刃のエルフ》
4 《茨森の模範》
4 《隠れたる龍殺し》
4 《棲み家の防御者》
4 《アラシンの先頭に立つ者》
[スペル]
4 《流刑への道》
4 《ドロモカの命令》
4 《稲妻のらせん》
[エンチャント]
4 《城塞の包囲》
[土地]
4 《吹きさらしの荒野》
4 《乾燥台地》
1 《樹木茂る山麓》
3 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
2 《踏み鳴らされる地》
3 《平地》
1 《山》
1 《森》
このリストを見て質問がきそうなところをいくつか説明していきます。
①《稲妻》の不採用
モダンを代表する1マナ火力である《稲妻》を採用していない理由は安定して1~2ターン目に赤マナがでないからです。
土地21枚の内色マナの構成は白マナ17枚、緑マナ15枚、赤マナ14枚となっており初手に赤マナ出る土地がなくてもキープできる構成にしたからです。
2ターン目までに赤マナが出る土地が置けない時のリスクは
・1ターン目にプレイした《野生のナカティル》がパワー3にならない
・2ターン目に《稲妻のらせん》がプレイできない
といった2点です。
《野生のナカティル》は場には出ているので2ターン目に2点ダメージクロックにしかならないリスクもある程度は許容です。
《稲妻のらせん》はそこまで2ターン目のアクションとして拘る必要もありません。
②クリーチャーは全部緑か白
これも①と同じ理由で1~2ターン目に赤マナが出る土地を引かなくても戦える構成にするためです。
3枚目の土地を引いた時に赤マナが出る土地を1枚も引いていなくても手札のクリーチャーは全てプレイできます。
逆に3枚目の土地を引いた時に白ダブルシンボルが出なくて手札の《アラシンの先頭に立つ者》がプレイできない事故が嫌なので白マナは17枚と多目です。
この日記では何年も前からレガシー、モダン環境等での3色のジャンクデッキで序盤にプレイするカードを2色に絞ればデッキの安定性が上がるという事を主張し続けてきました。
長年愛用してきたZooが赤緑をベースにしているのに対して今回のナヤ戦士は緑白をベースにしています。
今回のデッキで5枚も入っている基本地形を全てショックランドとフェッチランドに換えれば均等3色が組めるという意見も1つの正論ではあります。
ですが、お互いにビートダウンを使ってダメージを削り合う部族モダンという環境では土地によるライフロスを抑えたいために僕は基本地形5枚の構成です。
③土地21枚のデッキで4マナの《城塞の包囲》を4積み
デッキ60枚の内土地が21枚のデッキだと安定して4マナのカードがプレイできないために4マナのカードは採用しても1~2枚位が適正ではと思われる方も何人かいらっしゃるかもせれません。
しかし、このデッキには《棲み家の防御者》が4枚入っています。
このデッキの元となったスタンダードデッキで何度かやったように土地が3枚で止まっている状況で《棲み家の防御者》の大変異能力を使って墓地のフェッチランドを回収して4枚目の土地を確保するコンボは使えます。
また、《流刑への道》も4枚入っているため土地が2~3枚で止まっている状況で自軍のクリーチャーに《突然の衰微》や《終止》等の除去が飛んできた時にスタックで《流刑への道》をプレイして追加の土地を確保するプレイングも必要になってきます。
4マナ域のカードの候補として《遍歴の騎士、エルズぺス》等のプレインズウォーカーや4マナ域の戦士クリーチャーも検討しましたがモダンのカードプールでも戦士デッキの4マナ域は《城塞の包囲》がベストだと判断しました。
何度も言いますが、《城塞の包囲》というカードはとても壊れています。
④《始まりの木の管理人》と《運命の大立者》の不採用
長年僕がZooで愛用し続け、マナを払えば戦士になる《運命の大立者》。
同じくマナを払えば戦士になる《始まりの木の管理人》についてです。
まず、注意点としてはこれらのクリーチャーは最初の部族タイプが戦士ではないために部族モダンルールでの戦士カウントを満たす事はできません。
他のクリーチャーで戦士カウント20枚を達成しているので《始まりの木の管理人》や《運命の大立者》に加えてモダンを代表するクリーチャーである《タルモゴイフ》を採用することも可能ではありますが・・・・
これらのクリーチャーでは《マルドゥの悲哀狩り》、《茨森の師範》の能力が誘発しないのはもちろんですが、マナを払って戦士になるクリーチャーは3ターン名にプレイする《アラシンの先頭に立つ者》とテンポ面で相性が悪いです。
このデッキの理想的な動きは
1ターン目、《野生のナカティル》
2ターン目、《茨森の師範》
3ターン目、《アラシンの先頭に立つ者》
です。
いつもは手持ちのカード資産を気にせずに書いているこのサンプルデッキですが今回は大会参加を目標に手元にあるカードで組む事を意識しました。
まだ、GP京都のサイドイベントは発表されていませんがもしも部族モダンがあるのならこのデッキを京都に持っていきます。
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