大岩や  梅雨は廻りて  柳生村
 大岩や  梅雨は廻りて  柳生村
 大岩や  梅雨は廻りて  柳生村
では前回の日記の続きです。

柳生村の民宿「三浦」で朝早く眼を覚ましました。
朝食付きで6000円とお手頃でした。


旅行前は雨の心配をしていたのですが・・・
運よくこの日は晴れました。

後で知りましたが梅雨が明けたらしいです。

予定通り山歩きとなりました。


ちなみに柳生村にバスで行くさいには
1日の本数が限られているので注意です。





まずは、天石立神社にて写真1を撮影しました。

日本神話の有名な逸話に天照大神が宴会の騒ぎにつられて天の岩戸を開いたというのがあります。
そして、その時に開いた岩戸が勢いでここまで飛んできたのがこの岩だと言い伝えられています。

ここに来るまでこの村は徳川将軍家の剣術指南役として有名な柳生一族の故郷としか知りませんでしたが、有名な神話に関わる岩があったりと旅に出て散策をしてみると新しい発見があるものですね。


また、天石立神社の近くに柳生石舟斎が天狗と試合をした時に割ったと言い伝えられている一刀石があり写真2を撮影しました。


その後は芳徳寺や旧柳生藩家老屋敷(写真3)等の柳生家にゆかりのある場所を観光しました。

そして、柳生の里をぶらぶらと散策していると「平成26年柳生中学校閉校」という記念碑が丘の上にありました。
つい最近、この村の中学校が閉校して最後の卒業生となった6人の生徒の方々が作った記念碑でした。

記念碑の近くには柳生中学校の校舎が残っておりまだ時計も動いていました。
山の中の1つの村にもいくつもの歴史ありですね。


また一句詠んでみましょう


「大岩や  梅雨は廻りて  柳生村」


ここでいう大岩は天石立の事で季語は分かり易く梅雨です。

古代には神様達が宴会をして、中世には柳生の剣客が天狗と試合をし、
最近は村の中学校が閉校になりました。

柳生村で神話の時代から何千回目の梅雨が廻って開けてそしてこの大岩はそれをずっと見守っていたと考えると感慨深いですね。




さて、午前11時位に柳生の里を後にして約21キロの山歩きスタートです。
旧柳生街道を通り奈良公園をゴールに設定したコースです。

この道は「旧柳生街道」で検索していだだければ分かるかと思います。

このコースは大阪からスタートして途中に蓬莱山や富士山などを通って東京に至る長距離歩道として有名な「東海自然歩道」の1部でもあるので
「東海自然歩道」で検索しても出てきます。

この日の昼食用の弁当として前日に奈良名物として有名な柿の葉寿司を買っておきました。殺菌作用のある笹の葉に包まれた押し寿司なので1日位は保存がききます。

柿の葉寿司は奈良県だけでなく関西全般で売っているので関西に行った際にはよく大阪駅とかで買って食べます。

途中で山口神社、円成寺、峠の茶屋等を観光して午後3時半くらいにゴールの奈良公園に着きました。


帰りのバスの時間まで時間があったので前日に見られなかった東大寺に向かいました。

小学生の時以来に東大寺の大仏を観ましたが本当に近くで観るとあの大仏様はでかいですね。


その後はお土産屋何件かみた後、夕食をすませてから高速バスで名古屋へ帰りました。


2日間の旅行が楽しかった分、翌日に仕事に行くのが嫌になったりもしますが・・
働かないとこうして旅行とか行く金も得られないとでも考えるしかないですw

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