モダンで注目したカード 其の2
では、今回のモダンシーズンで注目したレアの第2弾です。


右の画像はかつて「ミラディンの傷跡」ブロック構築
で活躍したカードです。




《純鋼の聖騎士》

クリーチャー ― 人間・騎士

2/2

装備品が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
金属術 ― あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしているかぎり、あなたがコントロールする装備品は装備を持つ。





大量のドローエンジン兼装備コストを0マナに出来るおまけ付きなのでモダンでもこいつを悪用できないかと考えました。


まず、《皮剥ぎの鞘》といった軽い成体武器は確定でデッキに入ります。
後は《きらめく鷹》と《コーの空漁師》等で装備品を手札に回収するギミックも考えました。

デッキを組む上での課題は

①《呪文織りのらせん》デッキの時と同様にこのカードを引かないまたはハンデスやカウンターで対処された時のプランを考えなければならない。

②デッキの大部分を装備品ギミックに割いてしまうので《出産の殻》デッキ双子コンボなど相手がコンボデッキに対して妨害手段に割くスロットを用意する。


課題①に対して

《純鋼の聖騎士》の他のアドバンテージエンジンとして《イーオスのレインジャー》を採用して《イーオスのレインジャー》から《きらめく鷹》や《コーの決闘者》といった軽い装備品と相性の良い1マナクリーチャーを持ってくる動きとか考えました。

僕、《イーオスのレインジャー》が大好きなんでw


課題②に対して

デッキの色を白黒にして《思考囲い》と《潮の虚ろの漕ぎ手》のハンデス8枚体制で相手のコンボ成立を遅らせるとかそんな所ですかね?

《潮の虚ろの漕ぎ手》はアーティファクトなので金属術のカウントを稼げるのも評価が高いです。




ただ、Tire1のデッキと戦える程のデッキパワーに仕上げる事が出来なかったのでモダンで《純鋼の聖騎士》デッキの案は保留となりました。
モダンで注目したカード 其の1
今シーズンのモダンを軽く振り返る意味で書きます。

新しくデッキが作れないか注目した
レア3枚を紹介していく雑記です。

これから挙げる3枚は悪用方法を考えたがデッキ案が
纏まらなかったカードです。

今晩紹介するカードはこちらです。


《呪文織りのらせん》

3  
アーティファクト

刻印 ― 呪文織りのらせんが場に出たとき、あなたはいずれか1つの墓地にあるソーサリー・カード2枚を対象とする。あなたはそれらをゲームから取り除いてもよい。(取り除かれたカードは、このアーティファクトに刻印される。)
いずれかのカードがプレイされるたび、それが刻印されているいずれかのソーサリー・カードと同じ名前を持つ場合、あなたはもう一方をコピーし、マナ・コストを支払わずにプレイしてもよい。


収録セット、ミラディン




マジックの歴史において「業師」、「ハットマン」と呼ばれた伝説のデッキビルダーがいました。

プロプレイヤーNACさんをリスペクトして現在のモダンでこのカードを使ったデッキを考えました。

かつてNACさんがエクステンデッドで使った《物静かな思索》はモダンのカードプールにオデッセイブロックが含まれていないため使えません。

ただ、《呪文織りのらせん》の悪用方法としてはフラッシュバックとの相性が良いのは間違いない考えました。
モダン環境でフラッシュバックカードが収録されているのはタイムスパイラルブロックとイニストラードブロックです。

《信仰なき物あさり》はデッキを掘り進んで安定性を高められるし《呪文織りのらせん》と相性がよさそうです。

《未練ある魂》はコンボパーツになるだけでなく単体のカードパワーが高いので《呪文織りのらせん》を引けなかった時にこいつを連打すれば・・・



とはいえ、《呪文織りのらせん》を引けなかった時のプランを上手くまとめられずにデッキが組めませんでした。

《呪文織りのらせん》をハンデスやカウンターで対処されたり《呪文織りのらせん》破壊された時の事も考えると《呪文織りのらせん》の他の勝ちパターンは必須です。


モダン環境ではメインに《大祖始の遺産》が入ったトロンやメインに《漁る軟泥》の入った緑黒系のデッキがいるのも悩みでした。

墓地に依存したデッキを使う際に2セット目以降に墓地対策のカードを使われるのは仕方がないと割り切れますが1セット目で墓地破壊カードを使われるのは辛いです。


結局、デッキの色すら決まらない段階で《呪文織りのらせん》デッキは断念しました。

《呪文織りのらせん》の他に・・

ソーサリーを連打する動きと相性が良くできれば墓地に依存しないようなカードが見つかればいいですね。

そうなれば《呪文織りのらせん》との8枚体制でかなり安定したデッキが組めそうではあります。
《きらめく願い》をモダン環境で普及、及び店頭で高騰させようとこの半年間頑張っていましたが・・
違う角度から高騰が始まりましたね。


レガシーの《暗黒の深部》と《吸血鬼の呪詛術士》のコンボデッキが《生ける願い》を採用している例かも・・
何かのマルチカードをキーパーツとしたコンボデッキが現れたら《きらめく願い》を採用する可能性は考えていました。

その機会はタルキール覇王譚発売により思っていたよりも早く訪れました。

結果論ですが、地元の友人達に《きらめく願い》を早めに購入する事を勧めておいて良かったですw

では、今回の日記の主旨として友好色フェッチランドを採用した願いZooのバランスについてのお話です。

友好色フェッチランドと共に採用した《活発な野生林》ですがこれは確定タップインなのとクリーチャー化するのに3マナかかるためこれは土地枠よりもクリーチャー枠として考えメインは以下の様に直しました。


「ビビ・デ・バビ・デ・Zoo」

-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
4 《運命の大立者》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
2 《ガドック・ティーグ》
3 《クァーサルの群れ魔導士》
1 《イーオスのレインジャー》
1 《高原の狩りの達人》


-その他のスペル-

4 《稲妻》
4 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
4 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
4 《吹きさらしの荒野》
3 《樹木茂る山麓》
2 《踏み鳴らされる地》
2 《聖なる鋳造所》
1 《寺院の庭》
1 《怒り狂う山峡》
1 《活発な野生林》
3 《平地》
1 《山》
1 《森》


元々の《運命の大立者》が4枚入っている上に基本《平地》を3枚に増量とかなり対《血染めの月》を意識した構成です。



サイドボードは願い枠を含めてその時々のメタゲームに合わせて要調整です。
モダン願いZooに友好色フェッチランドを採用
モダン願いZooに友好色フェッチランドを採用
モダン願いZooに友好色フェッチランドを採用
本日、午前中に私用がありました。

そのため、アメドリレガシーには参加せず
混雑が予想されたBMのタルキール覇王譚ドラフトはスルー

そんな訳で午後5時からのホビステモダンに参加しました。

参加希望者6人で非公式戦となりました・・
まあ、今日はタルキール覇王譚ドラフトの日なんでw

BMで8人卓が4つ(計32人)立っていたうえに同時刻に
大須近辺のお店で友達同士でドラフトしている方々を多く見ました。


右の画像は今回願いZooに入った新戦力です

「ビビ・デ・バビ・デ・Zoo」

-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
4 《運命の大立者》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
2 《ガドック・ティーグ》
3 《クァーサルの群れ魔導士》
1 《イーオスのレインジャー》
2 《高原の狩りの達人》


-その他のスペル-

4 《稲妻》
4 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
4 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
3 《樹木茂る山麓》
3 《吹きさらしの荒野》
3 《踏み鳴らされる地》
2 《聖なる鋳造所》
1 《寺院の庭》
1 《怒り狂う山峡》
1 《活発な野生林》
2 《平地》
1 《山》
1 《森》


-サイドボード-

4 《溶鉄の雨》
1 《炎の切りつけ》

(その内のウィッシュボード枠のマルチカード)

1 《磨耗/損耗》
1 《恒久の拷問》
1 《クァーサルの群れ魔導士》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《聖遺の騎士》
1 《鷺群れのシガルダ》
1 《セレズニアの魔除け》
1 《高原の狩りの達人》
1 《ドムリ・ラーデ》
1 《復讐のアジャニ》

注)《磨耗/損耗》は《きらめく願い》により手札に加える事ができます。



戦績は

1回戦目 Naya Zoo L W W   勝ち

2回戦目 青白黒飛行ビート W W 勝ち


そして、2回戦で終わりました。
全勝と言うと響きは良いのですが2勝しただけですw


GP神戸で採用していなかった《活発な野生林》ですが、
場が膠着している状況で相手の飛行クリーチャーに殴り切られる状況を回避できるのが強いと判断し今回は採用しました。


モダンのZooに《吹きさらしの荒野》、《樹木茂る山麓》を入れてフリー対戦で何度か回していますがマナ基盤の安定性が大幅に上がりました。

今まではZooの赤緑白という色で合わないフェッチランドを使わざるをえませんでした。

モダンでも友好色フェッチランドが使えるようになり色の合ったフェッチ構成によりZooというデッキが強化されました。

今までのモダンのメタ上にあったデッキだと《樹木茂る山麓》と《血染めのぬかるみ》を手に入れた赤緑黒ジャンドも強化されたと思います。



今回願いボードに《ドムリ・ラーデ》をお試しで採用してみました


スタンダード落ちして特売コーナーに並んでいたので使いたくなった・・・

ではなく、モダンやレガシーのZooで採用しているリストをたまに見るので自分でも使用感を確かめるための実験枠です。


ドムリ型Zooではクリーチャーが多めに取っている事が多いのですが僕の(デッキ60枚中クリーチャーが22枚)の構成でどれ位仕事するのかはまだ実験中です。

《ドムリ・ラーデ》の1番上の能力を起動した場合
クリーチャーカードがめくれる確立は単純計算3回に1回位」と考えると強そうには思えませんが・・・

「お互いにクリーチャーが並んで場が膠着している状況で2番目の格闘能力を2~3回起動できれば強いのではないか?」

と考えて今はお試しとしてウィツシュボードに1枚入れています。


以前、《サルカン・ヴォル》をウィツシュボードとして試したと書きました。

ただ、、《サルカン・ヴォル》を《きらめく願い》から持ってきた状況はプレイングを検討すると《復讐のアジャニ》で良かったという結論になる結果が多く最終的にウィツシュボードのPWは《復讐のアジャニ》のみに絞りました。

《ドムリ・ラーデ》は3マナであり《復讐のアジャニ》よりもマナ域が1つ下なので今回ウィツシュボードの新しいPW枠として試そうと思いました。


願いZooについて後書き
右の画像のカードは好みで願いZooに入れてもいいかも?


今回の日記はタイトル通り後書きというかただの雑記です。


半年程前、モダンシーズンが始まった時に
「いくつか新しいモダンデッキを作製して調整しよう」
という目標を立てて調整を始めました。

個人的に既存のデッキをコピーする事に面白みを感じなかったため

「何か新しいアーキタイプはできないか?」
「殆どのモダンプレイヤーが忘れているような強カードはないか?」
とかそんな事を考えながら今回のモダンシーズンは始まりました。


まず、何となくZooに《きらめく願い》を採用というコンセプトを思いつきデッキを組んでみました。
デッキに可能性を感じたのでGP神戸に向けてこのデッキの調整を続けました。

そして半年、仕事が忙しかったり他にも私生活の用事が重なったりで願いZooしか調整している時間がありませんでした。

最初に立てた目標である「新しいモダンデッキを何個か作る」は守れませんでした。
時間があったらバベルとかも調整したかったですw

やり込み環境と言われているモダンでやり込むまでの時間がとれなかったので
レガシーで何年も使い続け慣れているZooというアーキタイプを選択する事となりました。


そして、今回のGP神戸9回戦目のバブルマッチで負けて(2敗1分けしたため)
初日落ちしました。

デッキ相性的に緑黒系にやや不利なのは分かっていました。
しかし、勝てなかった3試合を振り返りプレイングミスと思われる場面がいくつか見つかりました。

また、GP神戸後にこのデッキに改良点を思いつきました。
という事はGP神戸の時点でデッキが完成型ではなかったかもしれませんね?

遊生さんがPTQでトップ8に残ったタルモ鋏バーンのリストをさらに進化させてGP神戸準優勝までたどりついていました。

Zooというデッキでも愛知の知人が2人程Zooで2日目に残っているところを確認していますし2日目にもZooは何人かいたみたいです。

自分のデッキ構築とやり込み不足を反省するところです。


と、あまり後ろ向きな事ばかり書いていてもいけなので


モダン環境でZooというデッキの潜在能力の高さは実感しました。

《野生のナカティル》、《タルモゴイフ》といったマナレシオのおかしいクリーチャー達を《稲妻》、《流刑への道》といった強力なスペルでサポートといったデッキコンセプトが弱いわけがありません。

問題はその強いコンセプトに何かを足し算できるかどうかという事ですね。

例えば、
Zooでコンボに対して不利だと思うなら黒か青を足してハンデスやカウンターで妨害するのもありです。
今回僕がやったように《クァーサルの群れ魔道士》、《ガドック・ティーグ》といったヘイト能力を持ったクリーチャーで相手を妨害するのもありです。


GP2日目にZooで残った人達のリストを見ていて興味深い点は
自称常識人の方々が「そんなカードはZooには入らない」と発言しそうなカードがなにかしら採用されていた事です。


「モダン環境でZooというデッキの潜在能力はとても高いが誰もZooの完成型のリストに辿りついていないだけ」という可能性はあります。

完成型のZooができれば
デッキパワーはモダン4強(GP神戸後に評価は変わりましたが)の親和、双子、緑黒、ポッドすら陵駕するかもしれませんw


GP神戸は終わりましたがモダンは楽しいので地元でモダンの大会があれば積極的に参加するつもりです。

とりあえずの目標は今回の願いZoo以外の新しいデッキタイプを作る事です。
また、カードショップの特売コーナーを漁りに行ってきます。

モダン願いZooの解説
モダン願いZooの解説
モダン願いZooの解説
GP神戸が終わり日本でのモダンシーズンも1段落しましたね。

とはいえ、今のモダン環境に対して
「やっていてとても面白い」
「やり込みと練習が必要な奥が深い環境」
と肯定的な意見を周囲でよく聞きます。

僕もモダンは面白いフォーマットだと思いますのでトーナメント
でのシーズンは終わりましたが草の根のモダン大会に参加者が
多く集まる事を願います。


GP神戸2014は参加者2200人以上と大盛況でした。

僕のデッキを含めて会場全体でかなりの枚数の《タルモゴイフ》
と《稲妻》が使われていた事でしょう。

《きらめく願い》は会場全体で計何枚使われたんですかね?


では、GP神戸で使った願いZooに関する解説です。

右の画像3枚は願い忘れたわけではなくサイドから外した3枚です。

デッキ名 
「ビビ・デ・バビ・デ・Zoo」

-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
3 《運命の大立者》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
2 《ガドック・ティーグ》
4 《クァーサルの群れ魔導士》
1 《イーオスのレインジャー》
2 《高原の狩りの達人》


-その他のスペル-

4 《稲妻》
4 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
4 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
2 《霧深い雨林》
2 《新緑の地下墓地》
1 《湿地の干潟》
1 《沸騰する小湖》
3 《踏み鳴らされる地》
2 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
1 《怒り狂う山峡》
2 《平地》
1 《山》
1 《森》


-サイドボード-

4 《溶鉄の雨》
2 《焼却》
1 《古の遺恨》

(その内のウィッシュボード枠のマルチカード)

1 《磨耗/損耗》
1 《恒久の拷問》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《聖遺の騎士》
1 《鷺群れのシガルダ》
1 《セレズニアの魔除け》
1 《高原の狩りの達人》
1 《復讐のアジャニ》

注)《磨耗/損耗》は《きらめく願い》により手札に加える事ができます。


GP神戸の1週間前に参加したMMCまではウィッシュボード枠を11枚取って色々試していました。

本番となるGP神戸ではトップメタのデッキ相手に効く《焼却》と《古の遺恨》を取るスペースが欲しかったので現在のモダンのメタに合わせてウィッシュボードを8枚まで絞りました。


《サルカン・ヴォル》はGP神戸の直前まで入れていましたが現在のモダンのメタで持ってくる相手がいなくなったと判断して抜きました。

このデッキの調整を始めた頃は地元の大会で黒信心や緑信心を調整している人がいてそれら相手には《サルカン・ヴォル》は強かったのですが・・






まず、Zooに《きらめく願い》を入れるというアィディアを思いついた時に周囲から

「Zooのようなテンポデッキで願いで2マナ使いテンポを殺すのは間違い」
とある意味予想通りというか常識的な意見をもらいました。

それはこのアィディアを思いついた僕が1番分かっていました。
そこをカバーできる構成にできないか試す所から始めました。

そこで、《きらめく願い》は通常のZooが3マナのカードをプレイするタイミングでプレイするカードと計算し最初の雛形はメインの3マナ域のカードは《聖遺の騎士》のみとしました。


そして、調整を重ねていきメインでの《聖遺の騎士》は0枚となりメインでの3マナ域のカードは0枚となりました。

現在のモダンで《聖遺の騎士》は相手のデッキタイプや場の状況によっては凄く強いのですがかみ合わない時に引いて強くない事もよくあります。

レガシーと違いSNT相手に《Karakas》を持ってくる事もないので《聖遺の騎士》はウィッシュボードに1枚取るだけとしました。



何人かから何故《漁る軟泥》を採用していないか質問されたのでその理由について書きます。

Zooで《漁る軟泥》を2ターン目にプレイする動きは強くありません。

《漁る軟泥》が強い状況というのは中盤ある程度墓地にクリーチャーがあり緑マナが出る土地を4枚以上引いているような状況です。
土地3枚しか引いていない状況で《漁る軟泥》をプレイしても相手の《稲妻》で
なすすべなく除去されたりします。

Zooの《漁る軟泥》は2マナ域のカードとして計算してはいけません。
これは土地を4枚以上引いた時に強いカードです。

《漁る軟泥》を入れる枠があるのならそれよりも《イーオスのレインジャー》、《高原の狩りの達人》といった4マナ域のクリーチャーを優先しただけです。

4マナ域の選択肢は緑黒等の除去カードが多いデッキ相手への耐性をつけたかったためサイズよりもカードアドバンテージが発生するクリーチャーにしました。


あとは、緑黒などがメインから《漁る軟泥》を4枚取っているためお互いに《漁る軟泥》を採用している場合の「先に軟泥引いた方が有利」という運要素をゲーム展開から減らしたかったのもあります。

モダンでメインで1番強い《漁る軟泥》対策カードが《漁る軟泥》というのもどこか皮肉な話です


大きくなるのにマナを消費するという能力が《運命の大立者》とかぶるので
Zooには《運命の大立者》の方があっているという判断も理由です。

《血染めの月》への耐性を上げてくれる《運命の大立者》は本当に偉大で何度も相手が《血染めの月》を出してきてもこいつで殴りきりました。

ゲーム展開が消耗戦になりかなり長引いた後にこいつが8/8飛行となり殴り切った事も何度かありました。


最初の雛形は今見直すと色々デッキバランスが悪かったです。

《きらめく願い》以外の部分をなるべく軽くしようという事で調整の結果2マナのクリーチャーが増えていき《クァーサルの群れ魔導士》の枚数がどんどん増えていく事となり最後は4枚積になりました。

最初、《クァーサルの群れ魔導士》を1枚しかとっていませんでしたがエンチャント、アーティファクトが強いモダン環境だとこいつは本当に強いです。

レガシーと違い、《罰する火》が禁止カードなので《クァーサルの群れ魔導士》や《ガドック・ティーグ》といった2マナのヘイトベアが強い理由ですね。




このデッキの動かし方を軽く説明します


最初の1~2ターン目は《野生のナカティル》、《クァーサルの群れ魔導士》といったダメージクロックを場にプレイします。

問題はこの後、

「3体目のクリーチャーが手札にいても相手が反しで神々の憤怒などの全体除去をプレイしてくるかもしれないので場にだすか迷う」

「手札に稲妻等の火力はあるが相手の場にいる微妙なクリーチャーを除去するか悩むし本体に火力を打ち込みにいくタイミングでもない」

こういったプレイングで悩んだり相手の手札などを警戒してマナを無駄にするような状況で手札に《きらめく願い》があったらプレイしてください。

その状況で手札にあったら強いカード、相手のデッキを予想しどのカードがささるか理解できるまではある程度のやりこみが必要です。

《きらめく願い》による選択肢が詰めデュエルの要素を1つ増やしています。


あとは、手札に3枚目の土地しか見えていないのに《復讐のアジャニ》や《高原の狩りの達人》といった4マナのカードをサーチしたくなる時は本当にそれが最適かと少し考えてください。


このデッキでは《貴族の教主》といったマナクリーチャーが入っていない構成なためメインに5マナと思いカードは入れずらいのですがゲーム展開が長引いて大量に土地が並んだ時ににウィッシュボード枠にで5マナの《鷺群れのシガルダ》を1枚さししました。

《鷺群れのシガルダ》は緑黒系など相手に圧倒的な強さを誇ります。





サイドボーディングの注意点としては

サイド後に《溶鉄の雨》をインする場合は《きらめく願い》と入れ替えます。

Zooでこの2つのソーサリーをプレイすると流石にテンポを殺しすぎるために入れ替えるべきです。

サイド後に《きらめく願い》を《溶鉄の雨》と入れ替えた後はウィッシュボード用だと見せかけておいた《磨耗/損耗》や《復讐のアジャニ》をメインにインしたりもします。



長文となりましたが最後まで読んでいただいた方はありがとうございます。



願いはジャッジメントから始まったシリーズです
願いはジャッジメントから始まったシリーズです
願いはジャッジメントから始まったシリーズです
GP神戸で使用した願いZooの解説に入る前に軽く補足です

前回の僕の日記を読み返すとこの願いというゲーム外からカード
を持って来られる特殊なカードは未来予知初に思えますね。

そうだとしたら、それは勘違いです。


願いシリーズはオデッセイブロックの第3弾となるジャッジメントの
レア枠で各色に1枚ずつ存在したシリーズでした。

右の画像は特に構築で活躍した記憶のある3枚です。

え、もちろん白と黒の願いも存在しますよ。

興味のある方はジャッジメントのカードリストを調べてください。





この頃のルールではまだゲーム外が現代のように追放領域やサイドボードといった具合に細分化されていなかったので《剣を鋤に》等で追放されたカードも願いで手札に加える事ができました。

現代のルールでは願いシリーズで手札に加えられるのはサイドボードだけです。


僕個人での願いに関する思い出としては

かつて、オデッセイ+オンスロート時代のスタンダードでメインに《燃え立つ願い》3枚入りの赤緑ステロイドを使っていました。


スタンダード、エクステンデッド、レガシーで何度か《燃え立つ願い》、《生ける願い》からのシルバーパレットするデッキを組んだ事がありました。


僕は《狡猾な願い》を使った事はありませんが、

《狡猾な願い》といえばオデッセイブロックが使えた時代のスタンダード、エクステンデッドでパーミッションの代表だった青黒サイカトグがシルバーパレットエンジンとしてメインに3枚採用していました。


現在のレガシーでも

タッチ赤型のアド・ストームが《燃え立つ願い》を採用してします。
青単ハイタイドが《狡猾な願い》を採用しています。

レガシーの大会で願いシリーズを見かける機会はあります。



こんな過去の経験が生きたのかは知りませんが現代のモダンZooで《きらめく願い》によるシルバーパレット戦術という発想に至りました。

未来予知発売から何年も経ちましたがカードショップの特売コーナーに並んでいる
《きらめく願い》が日の目を見る時が来たと思いました。


(次回の日記でGP神戸で使用した願いZooの解説を書きます)

さて、GP神戸で使った願いZooについての解説を書く前の前置きです。


話は今年の年明けから始めましょう。

数カ月の間の応援要因として行っていたはずの今の職場(土曜日は第二のみ休み)
から僕に対して必要な人材だと要請がありました。

上の会社間でのトラブルにははなりましたが今年の年明けからかなり永い間(ほぼ無期懲役)現在の大口町(名古屋市の隣の小牧市のさらに隣)での職場に通う事が決定しました。

MTGの大会に出られる機会がかなり減った(それまでが社会人として駄目すぎただけですが・・)ために「現役のMTGトーナメントプレイヤー引退」とかそんな事を考えていました。


とはいえ、根が駄目な大人なので週一の休みでさえ3月開催のGP名古屋のためにテーロスブロックのリミテッド練習にBM等の地元のカードショップに足を運んでいました。


色々、思うところはありましたがGP名古屋の練習の間の息抜きに久しぶりにモダンの大会に出る事になり《死儀礼のシャーマン》を購入し新デッキ速攻ジャンド(別名ダークZOO)を作製しました。

大会は3勝2敗という成績でした。


そして、その3日後にモダンで《死儀礼のシャーマン》が禁止となりこのデッキは解体となりましたw


この時、モダン環境では《死儀礼のシャーマン》と入れ替わりで《苦花》と
《野生のナカティル》が解禁されました。


周囲から
「ナカティル解禁されたんだからKKはZooを使え」
といわれ他人の言う事を素直にきくのが嫌いな僕ですがこの時はモダンで《野生のナカティル》を使う事にしました。


世間一般では、

《野生のナカティル》解禁によりデュアルランドをショックランドに置き換えればほぼレガシーのZooがモダンで再現できるとか言われていました。

レガシーで使えてモダンで使えないカードとしては《緑の太陽の頂点》、《森の知恵》、《KARAKAS》といったところです。

「これら3種のカードはあれば便利」だがなくても「Zooというデッキコンセプト自体は問題なく成立する」


この意見に僕としては反論があり

メインはほぼレガシーZooが再現できるが・・

レガシーのZOOでサイドカードとして愛用している《紅蓮波》、《梅澤の十手》、《不毛の大地》が使えずレガシーとのメタの違いで《スレイベンの守護者サリア》、《精神壊しの罠》もサイドに要るかは微妙なところでした。


かつて、エクステンデッドでかなりバーン寄りにシフトしたZOOを使っていましたがその戦術ができたのもサイドに《硫黄の渦》を4積みできたのが大きかったです。

《硫黄の渦》が使えないモダン環境でバーン戦術を取るのもサイド戦術を含めるとしっくりとこないものがありました。

かってZOOのサイドで《溶鉄の雨》、《氷結地獄》の土地破壊8枚体制を取った事もありました。

現在のモダン環境でもサイドに《溶鉄の雨》を4枚取るのは強そうだとは思いましたが《氷結地獄》は現在のモダンのメタに合っていないのでとる気になれませんでした。

1番土地を壊したい相手である赤緑トロン、赤緑バラクート相手に《氷結地獄》は効かないですからね。


MTGの試合は最速で終わった時で2セット先取で半分はサイドボード戦。
3セット戦った場合は試合の3分の2はサイドボード戦となります。

サイド戦略はとても重要です。
メインボードだけではなくサイドボード15枚フルに活かせてこそのデッキ構築です。



モダンZOOを作製するにあたって第一の課題は

「サイドボード枠15枚が納得いく構成にできない」でした





ここで話題を変えます。

《緑の太陽の頂点》はZooというデッキコンセプトに対して必須パーツではないと
いう点についてはその通りです。

しかし、Tire2まで含めると大変デッキタイプの多いモダン環境では状況に応じたシルバーパレット戦術は魅力的で「何かデッキに1枚さししたカードを引っ張ってこれらるカードないか」と思考したところすぐに思いついたのが

・《情け知らずのガラク》
・《獣相のシャーマン》

の2種類でした。
この2種についての個人的評価は


・《情け知らずのガラク》

《死儀礼のシャーマン》即禁止で1度だけ使ったテンポジャンドで使いました。

相手にの場のタフネス2以下のシステムクリーチャー除去として便利でシルバーパレットエンジンである裏面に変身しなくても表面で毎ターントークン生産機として場に存在し続けるだけで充分に強い。

ただ、Zooのメインに《ガドッグ・ティーグ》を採用するつもりだったのでメインボードで《ガドッグ・ティーグ》と共存させるにはアンシナジーとなるのが悩みでした。


・《獣相のシャーマン》

必要に応じて手札のクリーチャーを入れ替える能力はとても便利・・・
と思えますがZooのように1~2ターン目に手札のクリーチャーをプレイするデッキは手札にクリーチャーカードがない時の方が多く都合よく能力を起動できる事はあまりないためZooには《獣相のシャーマン》は合っていません。



①納得いくサイドボード15枚
②何かいいシルバーパレットエンジンはないか

と《野生のナカティル》解禁から数日間はぼんやりとそんな事を考えていました。



《野生のナカティル》モダンで解禁ニュースの次の日曜日にカードショップに行った時の事です。

この時、
「《タルモゴイフ》は今いくらまで高騰しているんだろう」かとかそんな事を考えて未来予知のコーナーを見に行った時にあるカードに目が止まりました。


《きらめく願い》

緑白
ソーサリー

ゲーム外にあるあなたがオーナーである多色カードを1枚選び、それを公開してあなたの手札に加える。きらめく願いをゲームから取り除く。

[FUT]:R



上に上げた2つの条件に合致したカードでした。

・特定のデッキにしか効かない又は必要な状況を限定
・Zooのメインに入れるには5マナとか重すぎるカード

をシルバーパレット先にできるのに可能性を感じました。

この時点でサイドの取りたいカードが《溶鉄の雨》4枚しか決まっておらずサイドボードの枠が全然空いていたのでそれだったら願いボードとして大量のマルチカードを試そうと思い以下のような雛形を作製しました。


-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
4 《運命の大立者》
1 《密林の猿人》
1 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
3 《ガドック・ティーグ》
1 《聖遺の騎士》
3 《イーオスのレインジャー》

-その他のスペル-

4 《稲妻》
1 《火柱》
3 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
3 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
2 《霧深い雨林》
2 《新緑の地下墓地》
2 《湿地の干潟》
1 《沸騰する小湖》
4 《踏み鳴らされる地》
1 《寺院の庭》
1 《聖なる鋳造所》
1 《処刑者の要塞》
1 《怒りの穴蔵、スカルグ》
3 《平地》
1 《山》
1 《森》


そして、サイドに《溶鉄の雨》4枚と試しのマルチカード1枚ずつ。


この時の大会の戦績は3勝2敗でした。

今、この構成を見直すとバランスが悪いです。
まあ、最初に作った雛形ですから


その後、《野生のナカティル》解禁後初のPTは見事に《血染めの月》に染まっており一定数いたZooは負け組みとなっていました。


この時、PT参加者のリストを見て誰もZooのメインボードに《運命の大立者》と《きらめく願い》を採用していませんでした。

しばらくの間願いZooを調整していこうと決めました。


(次回に続く)
では、遅くなりましたがGP神戸のレポートです

初日、9回戦目で負けサイドイベント本部に行ったところ
「2日目のSSSモダンの事前受付は終了しました」との事でした。

それでも2日目もモダンがしたたかったため、神戸牛モダンに参加する事にしました。


会場を後にした後、せっかくの神戸という事で同行者の方とステーキハウスに行き、その後宿についてからモダンのフリープレイをしていました。


少し思うところがあり、GP神戸本戦で使ったリストからメイン、サイド共に1枚だけ変更して以下のリストになりました。



デッキ名 
「ビビ・デ・バビ・デ・Zoo」

-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
3 《運命の大立者》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
1 《ガドック・ティーグ》
4 《クァーサルの群れ魔導士》
1 《イーオスのレインジャー》
3 《高原の狩りの達人》


-その他のスペル-

4 《稲妻》
4 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
4 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
2 《霧深い雨林》
2 《新緑の地下墓地》
1 《湿地の干潟》
1 《沸騰する小湖》
3 《踏み鳴らされる地》
2 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
1 《怒り狂う山峡》
2 《平地》
1 《山》
1 《森》


-サイドボード-

4 《溶鉄の雨》
1 《焼却》
2 《古の遺恨》

サイドの8枚のマルチカードはというと

1 《磨耗/損耗》
1 《恒久の拷問》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《聖遺の騎士》
1 《鷺群れのシガルダ》
1 《セレズニアの魔除け》
1 《高原の狩りの達人》
1 《復讐のアジャニ》

注)《磨耗/損耗》は《きらめく願い》により手札に加える事ができます。



さて、前回の日記から変更したのはどこでしょうね?


神戸牛モダンの本戦の戦績は


1回戦目 赤白ボードコントロール L W W  勝ち

2回戦目 親和          W W   勝ち

3回戦目 赤緑黒ジャンド     W L L  負け

4回戦目 赤白バーン       W W   勝ち

5回戦目 赤白バーン       W L W  勝ち

6回戦目 赤青ツイン       L W W  勝ち

7回戦目 赤緑バラクート     L L   負け


5勝2敗で最終順位9位でした。


2日間を通して勝てなかった4試合のうち3回が緑黒系なので今後願いZooを使うとしたら緑黒系への相性の悪さを改善する事を意識したいです。

緑黒相手には願いからの《鷺群れのシガルダ》のパターンがとても強かったです。


逆にモダン4強の1つとされている赤青ツインに対しては相性が良かったですね。
2日間で4回当たり4回とも勝てました。

インスタントタイミングの除去12枚体制で双子コンボを妨害できる上にメイン採用の《クァーサルの群れ魔導士》と《ガドック・ティーグ》が更に双子への相性をよくしてくれます。

あと、これらの除去とヘイトベアを全力で相手がカウンター、火力で対処した反しのターンに《きらめく願い》であらかじめ手札に加えておいた《復讐のアジャニ》や《鷺群れのシガルダ》を叩きつけるパターンが強かったです。


当たり運の関係でモダン4強の1つとされていた殻には2日間で1度も当たらなかったので相性は何とも言えません。

今回のモダンシーズンが1段落したので近いうちに「願いZoo」についての詳しい解説記事は書く予定です。








GP会場を後にして日曜日の晩飯は


神戸牛のチケットを取り損ねたので同行者の方と鮨屋へ飲みに行きました。
久しぶりに関西を訪れたので鱧が食べたくなったので鮨屋へ向かいました。
1週間遅れとなりましたがGP神戸のレポートです。

金曜日の夕方、定時で仕事を終え帰宅してから新幹線で神戸へと向かいいつもの同行者と合流しカプセルホテルで就寝しました。

土曜日の朝に電車遅延等の何らかのトラブルでGP不参加になるリスクを避けたかったため金曜日の夜に神戸に移動したかったです。

デッキは今回のモダンシーズン調整し続けた願いZooです。


デッキ名 
「ビビ・デ・バビ・デ・Zoo」

-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
3 《運命の大立者》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
2 《ガドック・ティーグ》
4 《クァーサルの群れ魔導士》
1 《イーオスのレインジャー》
2 《高原の狩りの達人》


-その他のスペル-

4 《稲妻》
4 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
4 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
2 《霧深い雨林》
2 《新緑の地下墓地》
1 《湿地の干潟》
1 《沸騰する小湖》
3 《踏み鳴らされる地》
2 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
1 《怒り狂う山峡》
2 《平地》
1 《山》
1 《森》


-サイドボード-

4 《溶鉄の雨》
2 《焼却》
1 《古の遺恨》

サイドの8枚のマルチカードはというと

1 《磨耗/損耗》
1 《恒久の拷問》
1 《ガドック・ティーグ》
1 《聖遺の騎士》
1 《鷺群れのシガルダ》
1 《セレズニアの魔除け》
1 《高原の狩りの達人》
1 《復讐のアジャニ》

注)《磨耗/損耗》は《きらめく願い》により手札に加える事ができます。


GP神戸の1週間前に参加した地元大会(MMC)の時点では願いによるサイドボードのマルチカードに11枚枠をさいていました。

直前の調整の結果、サイドに《焼却》と《古の遺恨》が必要だと判断し願いボードをメタに合わせて8枚まで絞りました。


何故、このデッキ構成になったかは後日詳しく書きます。


GP本戦の戦績は

R1 BYE         勝ち

R2 緑白黒ジャンク W L L 負け

R3 タルモツイン W W  勝ち

R4 青黒フェアリー L W W 勝ち

R5 緑黒ジャンク L W D 引き分け  

時間切れにより引き分けです。

R6 赤青ツイン W W    勝ち

R7 赤青ツイン W W    勝ち

R8 赤緑トロン W W    勝ち

R9 緑黒 L L    負け


9回戦目のバブルマッチで負けて初日落ちでした。
最終戦績は6勝2敗1分けです。


双子は3回当たり3回とも勝てたので双子相手にはデッキ相性が良かったです。

今回、勝てなかった3戦は緑黒系でした。

デッキ相性としてはZoo側不利なのですがGP神戸前に参加した地元大会では何度か緑黒に勝利しているので勝てないマッチアップではありませんでした。

そこらへんが今回の反省です。



GP初日の1番のプレイングミスについて


5回戦目の緑黒戦で対戦相手の方がかなり長考しました。
そして、時間切れで引き分けでした。

試合が終わった後に対戦相手の方がそこを反省して謝罪しました。

「きらめく願いを連打され何をプレイされるか分からなくなり、完全に頭が混乱していました。」

「時間を使いすぎてごめんんさい。」

との事でした。

僕の方としても試合中に対戦相手の方の長考が気になりましたが一言軽く言っただけで特にとがめませんでした。

その結果、

お互いに引き分けラインというある意味負けるよりも行きたくないなラインにいきました。

何より試合後の後味が悪くなりました。
時間切れは対戦相手の方の責任だけでなく長考をとがめなかった僕にもあります。

今回の1番のプレイングミスは「対戦相手の長考をスルーした事」になりました。

今週末と来週末は仕事の用事で土日が潰れます(挨拶

お盆休みに有志を募ってGP神戸直前調整会とかやりたいです。


今回の日記のタイトルは何となく思いついた事を

最近の親和はタルモバーンの要素を足して《石のような静寂》や《古の遺恨》といった従来の親和対策のカードをかわす戦略を取っているようなので

Zoo等の緑白なら《セレズニアの魔除け》
トリコ等の青白なら《アゾリウスの魔除け》

とかいかがでしょうか?
鋏タッチタルモ戦術への露骨な回答ですよね?

トリコ等は序盤のドローに《熟慮》を採用しているリストも見ますが
《瞬唱の魔道士》を4枚積んでいるデッキなので序盤に使った《アゾリウスの魔除け》をフラッシュバックすれば《熟慮》と同じ事ができます。


これから親和対策として使うカードの採用基準は

アーティファクト対策のカードよりもクリーチャー対策のカードに重きが置かれるようになっていくと思います。


またモダンで情け知らずのガラクを使いたいな
またモダンで情け知らずのガラクを使いたいな
タイトルの通りです


モダンで《情け知らずのガラク》入りジャンドを組み・・・
組んだ2日後に《死儀礼のシャーマン》禁止を受け・・
1度大会で使っただけで解体したデッキでした。

 変身後は状況に応じて好きなクリーチャーを持ってこれるこのPWは現在レガシー環境で禁止されている程強い《適者生存》を思い出す動きをします。


 

 
 現在モダンでは願いZooとかいう電波デッキを調整中ですが、今年のGP神戸までに他にもあといくつかモダンデッキを組んでみたいです。

《情け知らずのガラク》もデッキを組んでみたくなるカードの1つです。



最近、「モダンのカードが高騰しずぎ」とかいう嘆きの声が聞こえますが・・

 地元のカードショップでは《情け知らずのガラク》が500円で買えますので皆が忘れているような強いのに安いカードでデッキを考えてみるのも面白いかもしれません。


ちなみに《きらめく願い》は地元のカードショップで190円で買えましたw
昨日の日記についてですが、


「何故このタイミングでこんな大昔から議論されている事を今更日記に書いた」のかと理由を問われれば


「PT血染めの月」と揶揄されていた「PT神々の軍勢」の結果について
《血染めの月》は警戒されていなかったから強かったという私見をかなり遠回しに書いただけですw

草の根のモダン大会では緑単や黒単で信心デッキを調整している人を度々見ます。
今は草の根レベルですがこのまま調整がすすめばトーナメントレベルで強い単色心信デッキが出てくるかもしれません。

今回のPTの結果により《血染めの月》に耐性がある事がモダンデッキの選択基準の1つになったとは思いますので今後モダンの大会で単色デッキを選択する人が増えるかもしれませんね。
前回に引き続き実験作の《きらめく願い》入りZooでCBMに参加しました。

今回、PTにZooを持ち込んだプレイヤー達のリストを見ていると《ステップのオオヤマネコ》等を採用して高速型にしたタイプが主流だったみたいですね。

その一方で、僕は逆の方向にZooを調整し土地24枚《イーオスのレインジャー》3枚投入のミッドレンジ型です。


良識派の方々から
「Zooのようにテンポ重視のデッキで願いを採用し2マナを使いテンポを殺すのは間違っている」という突っ込みを受けました。

まあ、僕は良識が無いのでそんな一般論は気にせずに・・

前回のCBMで《きらめく願い》というカードをえらく気に入ってしまったので今回は《きらめく願い》を4枚に増量した以下のような構成です。


デッキ名 
「ビビ・デ・バビ・デ・Zoo」

-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
4 《運命の大立者》
1 《密林の猿人》
1 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
3 《ガドック・ティーグ》
1 《クァーサルの群れ魔導士》
3 《イーオスのレインジャー》

-その他のスペル-

4 《稲妻》
3 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
4 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
2 《霧深い雨林》
2 《新緑の地下墓地》
1 《湿地の干潟》
4 《踏み鳴らされる地》
2 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
1 《処刑者の要塞》
1 《怒りの穴蔵、スカルグ》
3 《平地》
1 《山》
1 《森》


-サイドボード-

4 《溶鉄の雨》
1 《流刑への道》
10 《マルチカード》?

さて、サイドのマルチカード(願い先)は何でしょう?
色々と想像してみてください


CBMの戦績は

1回戦目 アイアンワークス W W 勝ち

1セット目は、2ターン目に《ガドック・ティーグ》をプレイしたら対戦相手が

「メインはガドックを出されたら負け、今のモダンのメタゲームでガドックがメインで入っているデッキは想定していない」との事でした。

個人的には、この環境でメイン《ガドック・ティーグ》は強いと思うんですけどね?


2回戦目 白黒トークンズ W L L 負け

相手のデッキはトークンデッキに《オーリオックのチャンピオン》を入れてトークン戦術にライフゲインを組み合わせたデッキでした。

《オーリオックのチャンピオン》のプロテクション赤と黒が除去耐性として強くトークンデッキに入った《オーリオックのチャンピオン》は本当に強かったです。


3回戦目 グリセルシュート W W 勝ち

4回戦目 緑白黒ポッド   W L L 負け

5回戦目 赤青ビート    W L W 勝ち

戦績は3勝2敗でした。



今回の反省点として

サイドから《溶鉄の雨》をインしたマッチで3枚引いた土地のうち2枚が《寺院の庭》で3ターン目に《溶鉄の雨》がプレイできませんでした。

1ターン目に《野生のナカティル》、2ターン目に《タルモゴイフ》がプレイできていたので3ターン目に《溶鉄の雨》がプレイできていればこの試合は勝てていました。

サイドから《溶鉄の雨》を4枚インする事も考えて赤マナが出せる土地を今回の16枚から17枚に増やします。
土地の配分を考え直します。



「Zooのような高速デッキで願いを採用してテンポを殺すのは間違っている」

という問いに対しても考察及び反論を書きたいのですがそれはもう少し実験データを取ってからにしておきます。



モダンで黄金を願ったが・・
願い忘れたのは何でしょうか?





《野生のナカティル》が解禁という事で《野生のナカティル》4枚投入のデッキ2月9日のCBMに参加しました。

周りからも「どうせKKはZooだろ」とか思われていたみたいなので今回はその期待に素直に応えてみました。


とはいえ、レガシーZooの単純な焼き直しや劣化版でも特に面白くないので今回は実験要素のかなり強いこんな構成です。

-クリーチャー-

4 《野生のナカティル》
4 《運命の大立者》
1 《密林の猿人》
1 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
3 《ガドック・ティーグ》
1 《聖遺の騎士》
3 《イーオスのレインジャー》

-その他のスペル-

4 《稲妻》
1 《火柱》
3 《流刑への道》
4 《稲妻のらせん》
3 《きらめく願い》


-土地-

4 《乾燥台地》
2 《霧深い雨林》
2 《新緑の地下墓地》
2 《湿地の干潟》
1 《沸騰する小湖》
4 《踏み鳴らされる地》
1 《寺院の庭》
1 《聖なる鋳造所》
1 《処刑者の要塞》
1 《怒りの穴蔵、スカルグ》
3 《平地》
1 《山》
1 《森》


ここで願い先(サイドボード)はまだ公開を控えます。

暇な方はサイドボードに何が入っているのか想像してみてくださいw


CBM5回戦の戦績は


1回戦目 トリコ双子 W L W 勝ち

2回戦目 ジャンド  L W L 負け

3回戦目 赤緑速攻  W L W 勝ち

4回戦目 ソウルシスターズ L L 負け

5回戦目 赤緑速攻  W W 勝ち


3勝2敗で勝ち越しでした。

来週の日曜日もCBMに参加する予定です。
1月26日はBMに行き、スタンダードで3勝2敗した後にモダンに参加しました。

久しぶりのモダンという事でメタの中心であるジャンドを選択しました。

《密林の猿人》と《怒りの穴蔵、スカルグ》を使いたかったのもジャンドを選択した理由ですw

デッキリストは以下の通りです。

-クリーチャー-

4 《密林の猿人》
4 《死儀礼のシャーマン》
1 《漁る軟泥》
4 《絡み根の霊》
4 《タルモゴイフ》
4 《闇の腹心》

-その他のスペル-

4 《稲妻》
1 《思考囲い》
3 《荒廃稲妻》
3 《終止》
2 《大渦の脈動》

-プレィンズウォーカー-

3 《情け知らずのガラク》


-土地-

4 《新緑の地下墓地》
2 《湿地の干潟》
2 《霧深い雨林》
2 《沸騰する小湖》
1 《乾燥台地》
2 《踏み鳴らされる地》
2 《草生した墓》
1 《血の墓所》
2 《怒りの穴蔵、スカルグ》
1 《沼》
1 《山》
1 《森》


サイドボードは適当に作ったために今回は割愛します。

ヴァラクートとトロン対策に《溶鉄の雨》を4枚入れていたとだけ言っておきます。

そして、今回はそのどちらとも当たりませんでしたw

結果は

1回戦目 赤青白トリコ L L 負け

2回戦目 赤黒(タッチ緑ジャンド) W L W 勝ち

3回戦目 緑単信心   L W W 勝ち

4回戦目 赤青双子   W W 勝ち

5回戦目 ヒバリコントロール L L 負け


久しぶりのモダンは楽しかったです
今回のデッキは色々と実験要素が強くまだ未完成なので色々と構成を考え直さないといけないですね。


しばらくはダークズ・・・・じゃなかったジャンドを調整していくつもりです。





GP横浜2012レポート ~初日編~
GP横浜2012のレポートです。

公式のカバレッジでご存じの方も多いでしょうが
今回のGP横浜は1500人を越え日本国内GP最多
記録を更新しました。

 初日、10回戦の予定が会場の都合で9回戦となる混雑具合でした。


 直前予選で1没を3回繰り返しながらもGP横浜本戦に向けて調整は進みました。
 直前予選の段階ではデッキに《草むした墓》が入っていたのですが、この白マナも赤マナも出せない土地のおかげで《稲妻のらせん》がプレイできずに負けたのでGP当日は《草むした墓》を抜きました。
 GP直前にデッキのマナバランスを見直して直前予選では入っていなかった《寺院の庭》をデッキに入れました。


持ち込んだデッキは以下のようになりました。

デッキ名 [ダーク Naya]


メインボード

-クリーチャー-

4 《密林の猿人》
4 《壌土のライオン》
2 《渋面の溶岩使い》
4 《タルモゴイフ》
4 《闇の腹心》
4 《聖遺の騎士》

-その他のスペル-

4 《稲妻》
4 《稲妻のらせん》
4 《流刑への道》
3 《荒廃稲妻》
2 《大渦の脈動》

-土地-

3 《湿地の干潟》
4 《新緑の地下墓地》
4 《乾燥大地》
2 《踏みならされる地》
1 《聖なる鋳造所》
1 《寺院の庭》
1 《神無き祭殿》
1 《血の墓所》
1 《怒りの穴蔵、スカルグ》
1 《怒り狂う山峡》
1 《平地》
1 《森》
1 《沼》


サイドボード

4 《溶鉄の雨》
1 《古の遺恨》
1 《原基の印象》
1 《殺戮の契約》
2 《思考囲い》
1 《コジレックの審問》
3 《強情なベイロス》
1 《ヨツンの兵卒》
1 《荒廃稲妻》



 今回のモダンシーズンの始めにジャンドを調整していたはずですが、ジャンドの「平均マナコストの重さ」、「初動の遅さ」に不満を感じ気がついたらジャンドのパーツを流用してダークZooを組んでいました。


 GP横浜で優勝した白黒トークンの方もデッキ選択の理由は「使いたかったから」だとコメントしていましたが僕もこのデッキを持ち込んだ理由は
「GPでZooが使いたかったから」です。


戦績は


1回戦目 BYE            勝ち

2回戦目 赤青双子     L W L 負け

3回戦目 グリセルシュート W W   勝ち

4回戦目 トリコデルバー  L W W 勝ち

5回戦目 白黒トークン   L L   負け

6回戦目 ジャンド     W W   勝ち

7回戦目 赤緑トロン    W W   勝ち

8回戦目 赤青白ジャンク  L W L 負け


 ここで、3敗し2日目に残ることが出来なくなったのでドロップして9回戦を見ていました。
9回戦が終わるころには写真のようにかなり良い時間になっていましたw



 8回戦目最終戦の赤青白相手の3セット目はこちらが先手で1土地2枚スペル5枚の初手をキープし、1ターン目《密林の猿人》、2ターン目《タルモゴイフ》をプレイするも相手の《稲妻》で《タルモゴイフ》を除去され3枚目の土地を引かずに手札が3マナのカードばかりでなすすべなく負けました。
 このキープハンドは完全な不正解だとも思えませんし、最後の勢いが足りませんでした。


 とはいえ、全てを引きのせいにはできなくて今回使ったデッキは未完成だと思える部分もあったのでその点に関しては後日別エントリーで書くつもりです。


(2日目編に続く)
 世間ではレガシーでの土地税解禁の話題で盛り上がっていますね。

 さて、今週末は皆さまお楽しみのGP横浜ですね。

 僕の予定は同行者の(GP神戸も一緒に行った)方と木曜日の23時50分発のバスで名古屋駅を出発して直前トライアルに参加します。
 
 今回も金曜日からGP会場入りという駄目な大人ぶりを発揮です。


 先週末の土日にモダンの大会に参加して2日連続で負け越しながらもGP横浜で使うデッキのおおまかな輪郭はできました。

 名古屋の1部でグリセルシュートの調整が進むのを横に僕は違うデッキの調整をしていました。


後は微調整です。

下手したら、GP当日の朝までサイドプランを悩んでいるかもしれません。
GP横浜のシークレットデッキばらしw
GP横浜のシークレットデッキばらしw
GP横浜のシークレットデッキばらしw
さて、もうすぐ皆さんお楽しみのGP横浜ですね。



とりあえず、時間があったら中華街は行きたいです。


 

最近、DNや某スレで名古屋勢が調整しているシークレットデッキについての関心が高まっているみたいですね。

 
僕自身はそのデッキの調整には全く関わっていませんが、デッキの内容はおおまかに予想がついたのでこの日記をご覧の皆さまにヒントを出します。




・ヒントその1


まずは、以下に挙げる各色1枚ずつの神河物語のコモンクリチャー陣をご覧ください。

《燃えさし拳のずべら》(もえさしこぶしのずべら)

クリーチャー ― ずべら・スピリット

1赤

1/2
燃えさし拳のずべらが場からいずれかの墓地に置かれたとき、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。燃えさし拳のずべらはそれに、このターン場からいずれかの墓地に置かれたずべらの総数に等しい点数のダメージを与える。



《灰色肌のずべら》(はいいろはだのずべら)

クリーチャー ― ずべら・スピリット

1黒

1/2
灰色肌のずべらが場からいずれかの墓地に置かれたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、このターン場からいずれかの墓地に置かれたずべら1体につき1枚のカードを捨てる。



《沈黙の歌のずべら》(ちんもくのうたのずべら)

クリーチャー ― ずべら・スピリット

1白


1/2
沈黙の歌のずべらが場からいずれかの墓地に置かれたとき、あなたはこのターンに場からいずれかの墓地に置かれたずべら1体につき2点のライフを得る。


《浮き夢のずべら》(うきゆめのずべら)

1青

クリーチャー ― ずべら・スピリット
1/2
浮き夢のずべらが場からいずれかの墓地に置かれたとき、このターンに場からいずれかの墓地に置かれたずべら1体につき1枚のカードを引く。


《よだれ舌のずべら》(よだれじたのずべら)

1緑

クリーチャー ― ずべら・スピリット
1/2
よだれ舌のずべらが場からいずれかの墓地に置かれたとき、このターンに場からいずれかの墓地に置かれたずべらの総数に等しい数の無色の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを場に出す。


 このように神河にはすべらという不思議な能力の妖怪達がいました。
ずべらというクリーチャータイプは神河にしか存在しないと思われていました。


しかし、その数年後ずべら人口が劇的に増加する事となりました。


 ローウィンブロックで登場した多相(このカードは常にすべてのクリーチャー・タイプである。)クリーチャー達はすべらです。



・ヒントその2

そんな、ずべら軍団と相性の良い多相が以下の2枚です。

《鏡の精体》(かがみのせいたい。)

3白

クリーチャー ― 多相の戦士

1/1

多相(このカードは常にすべてのクリーチャー・タイプである。)

X:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時までX/Xになるとともにすべてのクリーチャー・タイプを得る。


ずべらを並べてX=0で起動するとあら不思議w
 1ターン目にプレイした《極楽鳥》等のマナクリーチャーもずべらになって墓地に落ちますw


あとは、土地でもずべらの頭数を稼げます。



《変わり谷》(かわりだに)

土地

T:あなたのマナ・プールにを加える。

1:ターン終了時まで、変わり谷はすべてのクリーチャー・タイプを持つ2/2のクリーチャーになる。それは土地でもある。






これが、何年も前から愛知に伝わるずべらテクですw

 最新セットのアヴァシンの帰還で《魂の洞窟》という新しいパーツもずべらに加わりました。

《グリセルブランド》、《御霊の復讐》?
何ですか、それ?












・・・・


まあ、いうてもずべらデッキは強すぎてGPに持ち込んでも勝てません。
 
 レガシー最強デッキと言われているポックスが強すぎて試合に勝てないのと同じ理屈ですw



こんな日記を書いておいて僕はGP横浜にはZooで行くことになりそうです。


 本日のアメドリモダンでは未完成のZooで1勝2敗でした。

後、1週間モダン版Zooの調整を頑張ります。



GP横浜で使うモダンデッキがまだできていません。

 地元のGPTと美嶋屋モダンには軽いカードを入れた赤緑黒ジャンドで出てみましたがデッキが失敗作でした。

 失敗作なのでデッキリストは載せません。


今日の日記は失敗から生じた疑問について書きます

 
 赤緑黒ジャンドにトロン等を相手に戦えるように《密林の猿人》や《渋面の溶岩使い》を4枚ずついれてビートダウン寄りの構成にして出てみました。
 そして、4マナで《血編み髪のエルフ》をプレイして続唱能力でこれらの1マナクリーチャーがめくれた場合、かなり弱い動きとなりました。

 長期戦になった時に《血編み髪のエルフ》から《コジレックの審問》や《思考囲い》といった1マナの手札破壊がめくれても強くありませんでした。
 《荒廃稲妻》なら許せる範囲でした。

 
 要するに、デッキのテンポを重視して1マナのカードの割合を増やすほど《血編み髪のエルフ》の族唱能力が相対的に弱くなっていきます。


 ここで、現在のモダンのジャンドで当たり前のように共存している《血編み髪のエルフ》と《闇の腹心》の役割を比較します。


《血編み髪のエルフ》

・続唱能力からめくれたカードのカードパワー期待値を高くするため、なるべくデッキの平均マナコストを高めにする。

・デッキに3マナ域のカードが大量に入っている構成だと高確率で強い。

・(モダンでは禁止されているが)祖先の幻視をめくって3ドローしたり、《爆裂/破綻》をめくって破綻の方でのプレイを宣言できるなど、待機や分割系のカードを使った裏技が可能。


《闇の腹心》

・能力でめくったカードのマナコストに等しいライフを失うためできるだけデッキの平均マナコストを低めにするべき。

・毎ターン対戦相手よりも1枚余分にカードをドローしても手札を効率的に使い切るためにはデッキの平均マナコストを軽くするべき。

・ライフを毎ターン失う事前提なのでライフ回復手段を入れるのが丸い。


 現在のモダン版ジャンドではデッキの平均マナコストを高く構成するべき《血編み髪のエルフ》と逆に低くするべき《闇の腹心》が共存しているのに疑問を持ちました。

 GPT会場で同様にジャンドを使っていたddsさんも「デッキの平均マナコストを下げていくと血編み髪のエルフが弱くなる」と感じたみたいです。

 ジャンドの4マナ域に《高原の狩りの達人》といった《血編み髪のエルフ》以外のクリーチャーを試してもよいかもしれません。




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